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2014.10.20

本日は先週に引き続き、1971 Baja Bronco “Arizona” のレストアプロジェクトをご紹介します。
 
フレームのレストア作業と同時進行で各パーツのリビルト・レストア作業もN氏によって進められています。
 
141020写真(1)
こちらはリビルトされた、C4オートマチックトランスミッションです。もちろん、この個体から取り外したオリジナル品で、ビル・ストロップによってインストールされたスペシャルパーツです。ストロップによってインストールされた’71、’72モデルのC4は’73以降のフォードによってインストールされた物とは細部が大きく異なります。
 
141020写真(2)
DANA20トランスファーケースもリビルトされました。こちらもトランスミッション同様、この個体から取り外したオリジナルパーツです。
 
141020写真(3)
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リアアクスルハウジングもN氏によってクリーニングされ綺麗にペイントされました。
 
141020写真(5)
貴重なストロップアダプターもブラストがかけられ美しい仕上がりです。繰り返しになりますが、’71モデルと’72モデルはC4オートマは標準装備されておらず、C4を搭載するためにストロップが製作したスペシャルパーツで、およそ180台にのみに与えられたとても希少なパーツなのです。
 
SONY DSC
この個体と同じ、’71年式のハードトップがN氏によって手配されました。オリジナルのハードトップはロールオーバーによって変形していたため、再生を断念したのです。
 
141020写真(7)
こちらはラジアスアームです。左側のドライバーズサイドのラジアスアームもロールオーバーの影響で曲がっているのが確認出来ます。今回はN氏によって手配された中央の、他の同年式のブロンコから取り外されたオリジナル品を代わりに使用します。
 
141020写真(8)
ロウアーコイルカップとコイルリテイナーカップもブラストがかけられました。この後、ペイントされます。こういった細かいパーツも丁寧にオリジナル品が再生されます。
 
141020写真(9)
ラジアスアームブラケットとホルダーもブラストがかけられました。
 
141020写真(10)
バッキングプレートもブラストがかけられ再生されていきます。
 
141020写真(11)
トランスミッションやトランスファーケースに付属していたシリアルプレートもクリーニングされ元の位置に戻されます。
 
引き続き、このプロジェクトの様子をご紹介して参ります。

 

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☆10月21日の展示車両☆

 

141017

1976 Ford Bronco Sport

1977 Ford Bronco Sport

1972 GMC K-10

1976 GMC Suburban

1986 GMC Jimmy

1989 GMC Suburban

1979 Chevrolet K-10

1988 Chevrolet V20 Suburban

 

ぜひお越しください♬♩