1975 Bronco Ranger レストアプロジェクト-41

本日は先週に引き続き、1975 Bronco Rangerのレストア作業をご紹介します。

Upholsteryショップでの作業も佳境が近づいてきました。完成に向けてラストスパートです。

今週はリアクウォーターパネルの制作が行われました。ベースとなる型紙を起し、レンジャートリム特有の格子柄の生地が貼り付けられました。

そして上端部にはシートと同じビニールレザースキンが貼られます。

こちらがビニールレザースキンが貼られた状態です。折り目にはオリジナル同様、ステッチが入れられています。手間のかかる作業ですが、こういった細かい作業がオリジナルに忠実なレンジャートリムの完成度を高めていくのです。

そして完成したリアクウォーターパネル、ドライバーズサイドです。

フロントバケットシートを装着するために、カーペットに穴をあけていきます。

作業を行っている職人はこのUpholsteryショップのオーナー、S氏の右腕で、数多くのヒストリックカーのインテリアを手掛けてきた凄腕です。

そして完成したフロントバケットシートが取り付けられました。美しい仕上がりです。

続いて完成したリアクウォーターパネルも取り付けられました。完璧な仕上がりでオリジナルのレンジャートリムそのものです。

高級感が滲み出ていますね。あとはリアベンチシートを設置するのみとなりました。

左右のドアパネルもご覧の通り美しい仕上がりです。

アームレストとダッシュボードはオリジナル同様のブラウンに染められています。

この個体は当初の計画の通り、シフターをコラムシフトからフロアシフトへと移設しています。シフトリンケージカバーはその仕上がりにこだわるため、日本到着後に我々の手で取り付けることにしました。

引き続き、1975 Bronco Rangerのレストアプロジェクトをご紹介して参ります。