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2014.09.20

本日は木曜日に引き続き、1976 GMC Suburbanのレストアプロジェクトをご紹介します。
 
昨年の11月に、倉庫から引っ張り出され、レストア作業が再開してから10か月が経過し、遂にカリフォルニアでのすべてのレストアメニューを終え、日本に向けて送り出す日がやって来ました。
 
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こちらがこのSuburbanの完成形です。
思えば我々がこのSuburbanを入手したのは2009年9月のことで、早や5年の歳月が経過しています。いろいろな出来事により、完成までに長い年月と多大なコストをかける結果となってしまいましたが、我々にとってはそのすべてが勉強でした。苦労したこともあり、今日、こうしてこのSuburbanを日本へ送り出すことはとても感慨深い、生涯忘れることのできない出来事となりました。それほどの想いを込めて仕上げた1台なのです。
 
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そのレストアメニューは多岐に渡りましたが、一つ一つの作業をとても丁寧に行い、美しく仕上げることが出来たと思います。このフロントグリルも時間をかけて修復され完璧に仕上げられたパーツの一つです。
 
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そしてなんと言ってもこのレストアプロジェクトのハイライトはエクステリアカラーをウッドグレイン×チャコールのデラックスツートン仕様に変更したことではないでしょうか。ウッドグレインも専門の職人によって丁寧に仕上げられました。
 
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ルーフラックも中古のオリジナル品を苦労の末に入手し、主にポルシェなどのヴィンテージカーのクロームメッキを手掛ける業者に依頼し、リクローム加工を施し、取り付けました。ウッドグレイン柄のリアウィンドウディフレクターとの相性も抜群で見事なバランスで調和しています。
 
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テールゲート廻りもジャンクヤードに足を延ばしパーツ探しを行うなど、苦労しましたが最終的な調整を経て完璧に仕上げることが出来ました。
 
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この世代の4×4のSuburbanは極端に数が少なく、なかなか巡り会えない車種でもあります。ましてやこの個体のようにフレームオフフルレストアが施された個体はアメリカ広しと言えどもこの個体だけなのではないでしょうか。そういう意味でも要注目な1台なのです。
 
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シッピング前にシートカバーが取り付けられ、養生されました。完璧に仕上げたインテリアを汚されないための処置で、我々がアメリカから輸出する個体では必ず行われる作業です。
 
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こうしてカリフォルニアでのすべての作業を終えた、1976 GMC Suburban Sierra Grandeはトートラックに載せられロングビーチ港にて日本に向けてて船積みされました。
 
現在開催中の、“CHEVY & GMC FESTA 2014”の主役となるこの個体は10月上旬に横浜港に到着する予定です。価格などの詳細は追ってご紹介して参ります。日本での再開がとても楽しみな1台です。

 

アーリーブロンコ専門店

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☆9月22日の展示車両☆

 

140909

1972 Ford Bronco Pick-Up

1974 Ford Bronco Explorer

1976 Ford Bronco Sport

1977 Ford Bronco Sport

1972 GMC K10

1979 Chevrolet K10

 

ぜひお越しください♬♩