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2015.10.24
テーマ:新規車両紹介

本日は木曜日に引き続き、新規入庫車両である1966 Bronco Pickup “The shop truck” をご紹介します。
 
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本日から数回に分けてこの個体のディテールをご紹介して参ります。この個体の特徴は1966年4月以前に製造されたEarly ’66モデルであるということです。Early ’66モデルのボディコンポーネンツは、当時のメジャーなボディサプライヤーであったBudd Companyによって製造されていました。Early ’66モデルがマニアの間でBudd bodied Broncoと呼ばれている所以です。
 
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Budd bodied Broncoの外見上の特徴はフロントグリルとテールゲートにあります。フロントグリルはより堀が深く、テールゲートのプレスラインはレイトモデルとは大きく異なります。詳しくは次回以降にご紹介します。
 
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ブロンコの1stイヤーである’66モデルの総生産台数は23,776台でこの台数は’74モデルの25,824台に次ぐ規模です。しかし’74モデルがワゴンボディのみだったのに対し、’66モデルにはワゴン・ハーフキャブ(ピックアップ)・ロードスターの3種のボディスタイルが存在しました。
 
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内訳はワゴン12,756台、ピックアップ6,930台、ロードスター4,090台という内容でした。この個体は1/6,930という事になります。しかし’66モデルは製造から既に49年が経過しており、この個体のようにオリジナルペイントを残す個体は非常に稀な存在です。この個体がオリジナルコンディションを色濃く残す状態で保たれてきたのは、この個体をショップトラックとして使用し、退役させた後も大切に保管してきたノースダコタのフォードディーラー、Schumacher’s Inc. の功績であると言えます。その功績を称えるためにもこの美しいArcadian Blueのボディペイントをいつまでも維持していきたいものです。
 
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この個体のボディパネルには当時のフォードのキャッチコピーである、”A GREAT TRADITION” や”BETTER IDEAS” などのロゴが踊っています。最近ではこれらのロゴが入ったヴィンテージサインは驚くような高値で取引されており、このロゴだけでもヴィンテージマニアにとっては垂涎の的で、この個体の価値を高めている要因となっています。
 
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’66モデルのみに採用されたデザインのハブキャップも保たれており、極めてオリジナル度の高い個体であることが改めて確認出来ます。
 
引き続き、1966 Bronco Pickup “The shop truck” の詳細をご紹介して参ります。
 

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☆10月26日の展示車両☆

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1969 Ford Bronco “Patina Package”

1975 Ford Bronco Ranger

1976 Ford Bronco Sport

1977 Ford F-150

1979 Chevrolet K-10

1988 Chevrolet K-5 Blazer

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