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2018.08.20

本日は先週に引き続き、’67 Bronco “Baja” Roadsterのレストアプロジェクトをご紹介します。

先週までにこの”Baja” Roadsterがオリジナルオーナーの元に納車され、多数のShelbyパーツとStroppeパーツが組み込まれ、”Baja” 仕様へとモディファイされた過程をご紹介しました。本日はその後の”Baja” Roadster についてです。

モディファイを終えた”Baja” Roadster は1stオーナーによって、彼の妻や家族、友人らと共に数年間の間、シエラネバタやSo Calデザートの4wheelアドベンチャーに持ち込まれました。様々なローケーションでオフローディングを楽しんでいたのです。今でこそ普通ですが、1967年の時点ですでにブロンコはこういったアウトドアライフのツールとして使われていたのです。元祖SUVと言われる所以です。

その後、1970年に1stオーナーはNorthern Sierrasに位置するQuincyという町に引越し、地元のフォードディーラー、Quincy Motor Salesにパーツマネージャーとして就職しました。

引越すとすぐに彼は雪の降るノーザンカリフォルニアの気候が”Baja” Roadster に適していないことを悟り、ファイアーウッドを積めるピックアップトラックへの乗り替えを決意し、この”Baja” Roadster を同僚のQuincy Fordのセールスマネージャーへと売却したのでした。

現在でもこの”Baja” Roadster がQuincy Fordのライセンスプレートフレームを付けているのは、Quincy Fordのセールスだった2ndオーナーによって取り付けられたためです。もちろんこの”Baja” Roadster がデリバリーされたCALIFORNIA MOTORSのフレームも保存されていますが。2ndオーナーは暫くすると、QuincyからSanta Cruz,CA へと引越し、サンドバギーの聖地であるPismo Beachを頻繁に訪れるようになりました。その頃、この”Baja” Roadster は2ndオーナーによってフロントアクセルがDana30からより強いDana44へと換装され、Headersやトラクションバーなどが追加されるモディファイを受けています。

’80年代に入ると2ndオーナーはSanta CruzからEtna, CAへと引っ越しました。この頃になると”Baja” Roadster のペイントは色褪せ、ソフトトップは劣化して解れてしまったことから、彼はハードトップを載せ、リペイントすることを思いついたのです。こうして”Baja” Roadster にはハードトップが載せられ、何故、このペイントスキームが選ばれたのかは定かではありませんが、メタリックブルーとグレーのツートン、即ち、現在の状態へと姿を変えたのでした。

その後、数年の間、この2ndオーナーのガレージに眠っていた”Baja” Roadster はフロアパンに錆一つないソリッドな状態を保ったまま、3rdオーナーに引き継がれ、姿を変えることなく、2016年に私共の元へとやって来たのでした。

引き続き、”Baja” Roadsterのレストアプロジェクトをご紹介してまいります。

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