本日は先週に引き続き、遂に完成しノーザンカリフォルニア在住N氏の元から私共のサウスカリフォルニアの倉庫に引き上げられた、1971 Baja Bronco “Arizona” の完成後のディテールをご紹介します。
美しく仕上がった “Arizona” 号です。
この個体のステアリングギアボックスはビル・ストロップによってデリバリーされた当初からノンパワーステアリングギアボックスを備えていました。今回のプロジェクトでは特徴的なストロップのパワーステアリングギアボックスを装着することも出来ましたが、敢えてオリジナルに忠実な姿へとレストアするため、オリジナルのノンパワーギアボックスをリビルトしました。へダースも新車時から備えていた鋳物タイプを再生しています。
へダースから先のエキゾーストパイプもオリジナル同様のパッセンジャーズサイド1本出しのシングル仕様で引き直しています。
サイレンサーもこの個体のオリジナル品同様、リデュースドノイズサイレンサーを装着しました。若干おとなしい音質ですがオリジナルに忠実な形での仕上がりを優先しました。
C4オートマティックトランスミッションもビル・ストロップによってインストールされたオリジナル品をリビルトしています。ATFオイルパンもオリジナル品を再生しています。このオイルパン、オリジナル品は隠れたレアパーツで貴重な一品です。知らない人はリペアせずにアフターマーケット製へと交換してしまい、オリジナル品は廃棄処分されてしまうため、びっくりするような高値で取引されています。このオリジナル品の鈍い金属の輝きが何とも良い雰囲気を創り出しているのですが、アフターマーケット製のオイルパンに交換するとその調和が一気に崩れ去ってしまうのです。
トランスファーケースもオリジナル品をリビルトしました。
フレーム廻りもツルツルで美しい仕上がりです。
テールゲートの”FORD” レターはミシガン州のフォードトラックプラントでペイントされた時と同様の手法、即ちローラーペイントによってペイントされました。ペイントの粗さが上手く再現できています。
こうしてレストアを終えた “Arizona” 号は私共の倉庫にて、彼のビックブラザーである、1971 Baja Bronco “Travel Trailer” 通称 “OG BAJA” と対面を果たしました。
この後、”Arizona” 号は来年4月に開催される、31th Faburous Fords Foreverに出展されるまでの間、倉庫にて保管されることになります。オリジナルコンディションに忠実に、これ以上ないレベルで仕上げられた “Arizona” 号がショウでどのような評価を受けるのか、今からとても楽しみです。
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☆8月17日の展示車両☆
1969 Ford Bronco
1972 Ford Baja Bronco
1975 Ford Bronco Ranger
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford F-150
1986 GMC Jimmy
1971 Chevrolet K-10
1977 Chevrolet K-10
1979 Chevrolet K-10
1988 Chevrolet K-5 Blazer
1988 Chevrolet V20 Suburban
ぜひお越しください♬♩