本日は昨日に引き続き、’76 GMC Suburbanのレストアプロジェクトをご紹介します。
Upholsteryショップでの作業を終えた、’76 Suburbanはあるパーツの取り付けのため再度ボディショップへと戻されました。
そのあるパーツというのがこちら、ルーフラックです。この個体には元々、ルーフラックが付属していたのですが、長い年月に渡るレストア期間中に紛失していました。当初は取り付けせずに仕上げる予定でしたが、ウッドグレインを貼った途端、バランス的にあったほうがスタイリッシュだという結論に至り、取り付けることになったのです。しかし、この年式のSuburban用ルーフラックがそう簡単に手に入るはずもなく、その探索は困難を極めました。結局、我々の拠点の近所で売りに出された’78 C-10 Suburbanのオーナーに頼み込み、ルーフラックのみ譲ってもらうという荒業を演じる結果となったのでした。何はともあれ無事にこの年式のSuburbanのルーフラック、オリジナル品を入手することに成功しました。そしてこのルーフラックがSuburbanのレストアプロジェクトが一時ストップしていた原因なのです。
入手したオリジナルルーフラックはリクロームが施され、早速、取り付け作業に移りました。まずはルーフに雨漏りが起こり得ない特殊な加工を施していきます。
そしてルーフラックが取り付けられていきます。
正確な位置に慎重に取り付けていきます。神経を削るような細かな作業ですが、見事に取り付けられました。
次に職人によって、ウッドグレイン柄のラッピングがルーフレールに貼り付けられました。綺麗な仕上がりです。
職人の方に来て頂いたついでに、前回貼ってもらったウッドグレインの一部をやり直してもらいました。
ドライバーズサイドのテールランプ部分と給油口部分に、一部しわが寄っていたのですが綺麗に修正されました。
そしてリアテールゲートとリアガラスの噛み合わせが悪く、リアガラスに縦線が入ってしまったため、調整が行われリアガラスが交換されました。こうしてボディショップでの最後の作業を終えた’76 Suburbanはタイヤを交換するため、タイヤショップへと移動しました。
今回選択したタイヤがこちら、DEFINITY TIRESのDAKOTA H/Tです。選択基準は“8Jのラリーホイールにマッチする丸いタイヤ”というもので、このタイヤがその条件を満たす一番手だったのです。サイズは標準サイズとなる31×10.5R15です。
そしてNewタイヤが装着されました。
こうしてカリフォルニアでのすべてのレストアメニューを終えた’76 Suburbanは日本に向けてシッピングする準備が整いました。
引き続き、1976 GMC Suburbanのレストアプロジェクトの様子をご紹介して参ります。
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
東京都世田谷区世田谷1-47-2
TEL:03-6413-1531
FAX:03-6413-1532
e-mail:inquiry@bronco-ranch.com
Factory Garage弦巻
東京都世田谷区弦巻3-30-7
TEL:03-3425-7313
FAX:03-6413-5885
e-mail:inquiry@garage-tsurumaki.com
☆Bronco Ranch&Garage弦巻は日曜日を定休日とさせていただいておりましたが、今後完全予約制にてご対応させていただきます。日曜日ご来店を希望されるお客様は、お手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆9月19日の展示車両☆
1972 Ford Bronco Pick-Up
1974 Ford Bronco Explorer
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford Bronco Sport
1972 GMC K10
1979 Chevrolet K10
ぜひお越しください♬♩