BLOG

2016.10.29
テーマ:新規車両紹介

161029写真(1)
本日は先週、オクラホマシティにて買付けを行った、1974 Bronco Rangerをご紹介します。

161029写真(2)
このSamoa Limeのオリジナルペイントが美しい状態で残る個体は約1年半ほど前から入手を試みていた個体なのですが、訳あって実際に購入出来るまでに時間がかかってしまっていました。この個体のコンディションからしてすぐに売れてしまいそうなものなのですが、誰もが手を出しづらい理由が存在したのです。

161029写真(3)
その誰も手を出せなかった理由というのが、こちらのこの個体のオーナーだったのです。この方、この個体を1974年5月に購入し、42年間に渡り大切に保管してきたオリジナルオーナーなのですが、田舎の人らしく、他人を全く信用せず、自身の銀行口座を知らせたくないばかりか、チェックも受け取らない、即ち現金での取引きにしか応じないという筋金入りの偏屈親父だったのです。図らずも場所はオクラホマシティの郊外、付近に銀行すらありません。誰もそんな田舎に多額の現金を持って行きたくない、それがこのブロンコが1年半以上も売れずにいた最大の理由なのです。

161029写真(4)
そしてこの度、時間に余裕が出来たタイミングを見計らってオクラホマシティ郊外まで足を運び、このすべてにおいてオリジナルコンディションを保つ美しいBronco Rangerを私共が手に入れたという訳です。

161029写真(5)
この個体は1974年4月にミシガントラックプラントをラインオフし、カンザス州セニカのフォードディーラー、STALLBAUMER FORD-MERCURY INCへとフリート販売されました。そしてカンザス州の真下に位置するオクラホマ州のこのオリジナルオーナーの元へとデリバリーされたのです。

161029写真(6)
この個体は新車時にディーラーオプションとして装着された巨大なA/Cコンプレッサーなど、すべてにおいてオリジナルのコンディションを維持しています。

161029写真(7)
エンジンもオリジナルパーツが失われることなく、長年に渡り丁寧なメンテナンスを受けた来たことを伺わせるコンディションです。

161029写真(8)
エアベントダクトなどのプラスチックパーツもすべてオリジナルパーツです。

入手してみたものの、オクラホマの田舎町まで引き取りに行ってくれる陸送業者探しも難航しており、LA到着はまだ先の事になりそうな、こちらのBronco Ranger、引き続きその詳細をご紹介して参ります。

アーリーブロンコ専門店

Show Room Bronco Ranch

東京都世田谷区世田谷1-47-2

http://bronco-ranch.com

TEL:03-6413-1531

FAX:03-6413-1532

e-mail:inquiry@bronco-ranch.com


Vintage 4×4 Automobile

Factory Garage弦巻

東京都世田谷区弦巻3-30-7

http://garage-tsurumaki.com

TEL:03-3425-7313

FAX:03-6413-1532

e-mail:inquiry@garage-tsurumaki.com


☆Bronco Ranch&Garage弦巻では、日曜日ご来店を希望される場合完全予約制にてご対応させていただきます。ご来店をご希望される場合はお手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。


Facebookaもご覧ください!

mechanicblogこちらもぜひご覧ください!

Instagram始めました!


☆10月31日の展示車両☆

161024

1969 Ford Bronco “Patina Package”

1975 Ford Bronco Ranger(Wimbledon White)

1975 Ford Bronco Ranger(Hot Ginger)

1977 Ford F-150