本日は、最近多くのお問い合わせをいただいております1975 Bronco Rangerを改めてご紹介したいと思います。
こちらがその1975 Bronco Rangerです。当店初の試みとなるフレームオフレストアを行い、シャーシー&ボディともにいつも以上にクリーンな仕上がりとしたBroncoです。当店で扱っている他のBroncoとどう変わってくるのかといいますと、フレーム上面やボディフロア下面など、普段手の届かない細かな部分まで手が入っているというところです。それなりにコストと時間がかかってしまうのですが、フレームオンボディのレストアよりもかゆいところに直接手が届くレストアが施されています。
ボディカラーはウィンブルドンホワイト。当ブログでレストアの模様をお伝えしてきたHot Ginger号とは違い、レンジャーラインではなくモールディングがボディをグルリと一周しています。ホワイト一色のボディはのっぺりとしがちなんですが、モールディングがいいアクセントとなりウエストラインを引き締めています。
Ranger Packageの最も大きな特徴といえるのがこのインテリアです。カーペットやダッシュパッド、インナードアトリム、シートスキンなど、インテリアのトリムがカラードで統一されるのですが、この個体ではBrawnをチョイスしています。そして、シートスキンやリアクォーターパネルなどにはチェック柄のファブリックが使われています。このファブリックも今回のレストアでこだわったポイントのひとつ。時間はかかってしまったのですが、当時物(70’s)のファブリックを探し出してシートの張り替えを行いました。
こちらがそのファブリックです。これは非常にレアなマテリアルで、次にRangerを手掛ける際に手に入るかどうかはわかりません。このファブリック以外のレザーやカーペットなどもニューマテリアルで張り替えました。
エンジンはリビルト済みの302cid V8に換装済み。リズミカルなV8サウンドを奏でるこのエンジンは、3速M/Tとの組み合わせでキビキビとした走りを楽しませてくれます。
このBroncoのM/Tシフターはフロアシフトにコンバートしてます。通常のステアリングコラムタイプよりもクイックなシフト操作が可能で、スポーティな操作感も楽しんでいただける仕様です。
この年代のアメリカ車は細身大径のステアリングが定番です。このステアリングを抱えるようにドライビングするのがアメリカ人流です。ダッシュパッドもBrawnに統一。Ranger Packageならではの仕様です。
アメリカにてフレームオフレストアを手掛けた1975 Bronco Rangerですが、Garage到着後も外せるパーツを取り外し下まわりを仕上げています。また、ブレーキまわりはもちろんブッシュ類などのゴムパーツや各所の消耗品もニューパーツへと交換済み。クリーンな下まわりになっています。
この1975 Bronco Rangerは、広告やHPでは車両価格をASKとして、ご来店・お問い合わせいただいたお客様に車両価格をお伝えしています。それは、実際にこのクルマの状態を知っていただいたうえで価値を判断していただきたいからです。現在Bronco Ranchにて展示中ですので、ぜひご自身の目でこのBroncoのクォリティをご覧ください。
※ガレージ弦巻では決算SALEを開催中です。
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☆Bronco Ranch&Garage弦巻では、日曜日ご来店を希望される場合完全予約制にてご対応させていただきます。ご来店をご希望される場合はお手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆1月16日の展示車両☆
1969 Ford Bronco “Patina Package”
1975 Ford Bronco Ranger
1977 Ford F-150
1988 Chevrolet K-5
1990 TOYOTA Land Cruiser FJ62V
ぜひお越しください♬♩