本日は先週に引き続き、2016 SEMA SHOWレポートをご紹介します。今回で最終回です。
こちらはLocal Motorsによって製作された1962 Datsun 1200 Pickupです。
一見するとヤレたペイントが良い風味を出しているただのPatinaトラックに見えますが、実はこちらの個体はElectric Carなのです。
電気自動車らしくベッド下にマフラーは見当たりません。
ベッドにはリチウムイオンバッテリーがずらりと並び、リアアクスル上にはMotoczysz製のモーターがマウントされています。自動車の電動化が進む昨今、クラシックカーの見たくない未来像を見てしまったようで、複雑な気分にさせられる1台でした。
こちらはJohny’s Garageによって製作され、United Pacific Industriesのブースに展示されていた1974 Chevrolet C10です。United Pacific製のLEDヘッドライトが主役です。
エクステリアペイントはオリジナルペイントを綺麗に残したPatina仕様ですが、ドライブトレイン及びサスペンションは最新の技術にアップデートされたResto Modです。特にSpeedmaster製のカスタムディファレンシャル廻りの仕上がりは美しく、惚れ惚れしてしまいます。
搭載されているエンジンは6.0 Liter LSモーターで6 Speed Automatic Transmissionとの組み合わせ。
コックピットはDakota Digital HDX Gaugesをアクセントにレーシーながら豪華な仕上がり。Vintage AirのA/Cシステムも組み込まれ快適性にも気を使っています。
こちらはAcuraのブースに展示されていた2017 Acura NSX GT3です。North American Competitionの2017シーズン向けとのことですが、日本のスーパーGT、GT300クラスにも登場が予定されている1台です。
オハイオ州メリーズビルで生産されているプロダクションモデルと同じアルミスペースボディをベースに仕上げられたシャシーと、同様にプロダクションモデルと同じ3.5Liter DOHC V6 Twin Turboエンジンが搭載された、Made in U.S.A.のレーシングカー、2017年のレースシーンにどのような足跡を残すのか、今から楽しみな1台です。
最後にご紹介するのはこちら、FOX MARKETINGによって製作され、HONDAの屋外ブースに展示されていた2017 Honda Ridgeline RTL-Eです。足回りは1.5インチほどリフトアップされたサスペンションに18インチのKMC製ホイールの組み合わせ。52インチのLEDライトが設置されたブラックのルーフラックがスポーティなイメージを作り上げています。
ベッドに搭載されているのは同じHONDA製ATV。遊び心満点のライトピックアップトラックです。今年リリースされたNew Ridgeline、日本でも売れそうな1台ですね。
以上、全12回に渡ってご紹介してきた、2016 SEMA SHOWレポート、いかがでしたでしょうか?Bronco Ranch & Garage弦巻的視点で見た偏った内容となりましたが、断片ながらもSEMAの雰囲気をお伝え出来ていたなら幸いです。来年もチャンスがあればSEMAに出向きたいと思います。
冬季休暇のお知らせ
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☆Bronco Ranch&Garage弦巻では、日曜日ご来店を希望される場合完全予約制にてご対応させていただきます。ご来店をご希望される場合はお手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆12月20日の展示車両☆
1968 Ford Bronco
1977 Ford F-150