本日は月曜日に引き続き、1969 Broncoと共に始める新たなプロジェクト、”1969 Bronco Movie Shooting Project” をご紹介します。
全てにおいてオリジナルコンディションを維持したこちらの個体、特筆すべき点がいくつかあります。
まずはこちら、オリジナルのカリフォルニアブラックプレートです。ブラックプレートは’69年までで翌年からはブループレートとなりますので、’69年式は車種に関わらずカリフォルニアでブラックプレートを保持している個体は貴重な存在として扱われています。時はオイルショック前のマッスルカー全盛期、この年式に人気車種が多いのも偶然ではありません。ブロンコも例外ではなく’68年式後期の302エンジン搭載モデルを頂点に、’69年式も人気のモデルイヤーとなっています。
エンジンルームはオリジナルコンディションを完璧に維持しています。Fairway Fordのメカニックによってこまめにメンテナンスされてきたことを感じさせるコンディションです。こういった個体を見ると日常的なメンテナンスがこの時代のクルマ達にとっていかに大切かを思い知らされます。今回のプロジェクトではオリジナルパーツを保持しながらエンジンのリビルト作業を行います。
ブロンコの泣き所であるインナーキックパネル内側も錆は一切なくソリッドなコンディションです。ガレージ保管はもちろんのこと、カリフォルニア内陸部の砂漠気候によってもたらされる一種の贈り物のようなものです。
ステアリングギアボックスは許容範囲を超えるオイル滲みが見受けられるため、今回はリビルト作業を行います。
新車時にディーラーオプションとして取り付けられたヴィンテージA/Cは作動はしますがメンテナンスに手間がかかるため、今回は取り外すことになりました。
前後のサスペンションも完全オリジナルの状態です。多少のへたりはありますが、今回はオリジナルコンディション維持に主眼を置くためスプリング交換等は行わない予定です。48年間のエイジングを保存しヴィンテージ感を生かすためです。
引き続き、”1969 Bronco Movie Shooting Project” の様子をご紹介して参ります。
アーリーブロンコ専門店
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☆1月23日の展示車両☆
1968 Ford Bronco
1969 Ford Bronco Patina Package
1977 Ford F-150