マフラー交換を終えた1973 Bronco Ranger、日本へ向けてのシッピング前に近所のメカニカルショップへと持ち込まれました。
ここでフロント&リアのディファレンシャルオイル、
エンジンオイル、ATFなどすべてのオイルを抜き取ります。年々、船会社の規則が厳しくなり、一滴もオイルを漏らしてはいけないレギュレーションとなった結果、全てのオイル類を抜き取り、Non Operation Vehicle(不動車)としてのシッピングが義務付けられたのです。

同時にフロアやシートなど、インテリアも養生されて、この後、船積みされるロングビーチ港へ向け出発しました。
横浜港での再会が楽しみです。
引き続き、1973 Bronco Ranger “Candy Apple Red” 号の詳細をご紹介して参ります。
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☆2月4日の展示車両☆
1973 Ford Bronco Ranger
1978 Ford Bronco Ranger XLT
ぜひお越しください♬♪


内外装のディテーリングを終えた1973 Bronco Ranger、まずはオレンジカウンティのマフラーショップへと持ち込まれました。ここでオリジナル仕様のパッセンジャーサイド1本出しマフラーへと交換されます。
そして数日後、マフラー交換作業を終えて戻って来た’73 Red Rangerです。
エキゾーストマニホールド以下、エキゾーストラインが新調されました。
サイレンサーはオリジナル時と同様、Reduced Noiseタイプを装着。
リアエンドにかけて美しい仕上がりとなりました。
パッセンジャーサイド1本出しがブロンコの基本なのです。
新たなレストアプロジェクトを開始する1973 Bronco Ranger、プロジェクト開始に先立ち、まずはディテールのチェック。本日は機関系&下回りです。
エンジンルームも全てにおいてオリジナルの状態を維持しています。
ブロンコの泣き所、左右のインナーキックパネルにも腐食はなくソリッドな状態です。
このブロンコの素晴らしいポイントは通常は失いがちな、エアクリーナーボックスに接続されるエアチューブ及びダクト類を全て保持していることです。いかにこのブロンコの保存状態が良いかをお分かり頂けると思います。
下回りは汚れは目立ちますが、アンダーコートによってフレームなど構成部分は保護されています。しかし、このアンダーコートを剥がす作業は手間がかかりそうです。
フロントから、
フレーム部分、
リアサスペンション廻りに至るまでソリッドな状態です。
マフラーはリアサイド2本出し仕様となっていますが、このブロンコは工場出荷時はReduced Noise Exhoust Systemが追加されていましたので、オリジナルのパッセンジャーサイド1本出し仕様へと戻す予定です。
新たなレストアプロジェクトを開始する1973 Bronco Ranger、プロジェクト開始に先立ち、まずはディテールのチェックを行います。本日はインテリアです。
Rangerパッケージの特徴でもある、Ginger Rangerインテリアを綺麗な状態で保持しています。
驚くべきことにこのインテリア、コンソールボックスが追加されている以外、全てオリジナルなんです。
Gingerバケットシートもご覧の通り張りもあり、とても綺麗な状態です。
ステアリングにはホーンリングが付いていない状態ですが、しっかりと前オーナーからオリジナルのホーンリングを受け取ってきました。ダッシュパッドもオリジナル品が傷もなくとても綺麗な状態です。
ドアパネルも左右共に綺麗な状態を保持しています。
左右のクウォーターパネルも同様に綺麗な状態です。
リアシート及びシートハーネスも全てオリジナル品です。使用感がなくとても綺麗な状態です。
カーペットもご覧の通り、とてもクリーンな状態なのです。通常ですと日本へのシッピング前にインテリアのリファイン作業をカリフォルニアにて行うのですが、今回のプロジェクトではこのオリジナルコンディションを鑑みて、必要な加修は日本到着後に行うことにしました。リファイン作業が必要ない程、綺麗な状態なのです。
レストアプロジェクトに先立ち、まずはディテールのチェックを行います。本日はエクステリアから。
日焼けと経年劣化により、Candy Apple Redのエクステリアペイントはオリジナルカラーよりもやや濃いめのレッドへと変化しているようです。
Ranger Stripeも経年劣化はあるものの全体的に綺麗な状態です。
エクステリアはモディファイ等は一切なく、オリジナルの状態を維持しています。
Ranger Package特有のスペアタイヤカバーは残念ながら失われていました。
テールゲート上の”FORD” レターはオリジナルのローラーペイント仕上げの状態を綺麗に維持しています。
Candy Apple RedのBronco Rangerは196台が製造されました。そして弦巻でも初の取り扱いとなります。
オリジナルのオーラを感じることが出来るフロントフェイスです。
LAから北へF-250を走らせやって来た場所はLos Ranchosのファームの中にあるとある場所。
まずはU-Haulでトレーラーをレンタルし、隣町のSan Lui Obispoへ。
新規車両である1973 Ford Bronco Rangerを引き取りにやって来ました。
Candy Apple Redのエクステリアはオリジナルの雰囲気を色濃く残しています。
Rangerストライプも綺麗に維持しています。
Ginger Brownのインテリアも全てオリジナル。
エンジンもご覧の通りオリジナルの状態。極上のブロンコを入手することが出来ました。
早速トレーラーに載せて帰路に就きました。
引き続き、1973 Bronco Rangerの詳細をご紹介して参ります。
弦巻でのレストアプロジェクトですが、今年はこの1969 Bronco Sportの作業がメインとなりました。
コツコツと作業を進め、完成の一歩手前まで漕ぎつけることが出来ました。
カリフォルニアでのレストアプロジェクトはこちらの1972 Stroppe Bronco “501”の作業を進めました。
こちらも現地の職人さんと細かく打ち合わせをしながら、とにかく間違いの無いよう慎重に作業を進めました。
弦巻に戻ってきた、1971 Bronco Sport Caripso号の整備も進めました。屋内保管が徹底されていた個体だけに極上のコンディションを保っていましたが、弦巻にて更に仕上げられました。
夏には1966 Bronco Springtime Yellow号、
1967 Bronco Baja Roadsterの動画撮影をLAにて行いました。
更には1969年のMexican 1000 優勝車であるBronco RacerをLA郊外の砂漠地帯へと持ち込み撮影を行いました。
ブロンコ以外の車両として、極上のメルセデスベンツ190E(W201)の仕入れを行いました。
メルセデスベンツGLBや、
BMW5シリーズの販売も行いました。
そして車検を始めとする数多くの整備のご依頼を頂きました。誠にありがとうございました。
当店のInventoryに新しく仲間入りした1971 Bronco Sportをご紹介します。
1971 Broncoに搭載されているオリジナルの302cid V8エンジンです。3速マニュアルトランスミッションとの組み合わせで小気味の良い走りが楽しめる仕上がりです。
フロントサスペンションまわり
リアサスペンションまわりです。
15インチのストックホイールには、オリジナルのハブキャップが備わります。
こちらはフロントシート。シート表皮はParchment仕様です。
そしてリアシートです。ベンチのような可愛らしいデザインが特徴です。
リアのゲートは上下開き式。テールゲートはキャンプやピクニックに出かけた際にはベンチ代わりにもなります。
左右インナードアトリムもオリジナルの状態が綺麗に残されています。
クォーターパネルの室内側もボディ同色にペイントされています。とても綺麗な状態を保っています。
このBroncoには前オーナーの希望で、オーディオを取り付けています。
こちらが1971 Broncoのインストルメントパネルです。ホワイトのパネルにブラックのダッシュパッドが備わるのは、Sportグレードならでは。平面のパネルにメータークラスターや各種スイッチが整然とレイアウトされています。
ステアリングセンターにはホーンリング”Half-Moon”が備わります。
ステアリングコラム左側にあるメータークラスターです。スピード、ガソリン、水温、オイル、電圧の各ゲージがこのクラスター内にレイアウトされています。
ヘッドライト、ワイパーやハザードスイッチなどが、インストルメントパネル中央に備わります。
3速マニュアルトランスミッションのシフトレバーはステアリングコラムに備わります。



