RESTORATION 
1973 Ford Bronco Ranger
-
こちらがプロジェクト開始時の1973 Bronco Rangerです。2004年に前オーナーによってフルレストアが行なわれた個体でとても綺麗な状態に保たれています。
-
今回のレストアプロジェクトでは、前オーナーによってモディファイされた箇所をオリジナルの状態へと戻す作業が基本となりました。
-
この写真は2004年の前オーナーによるレストア時のものです。ボディは1度ストリップにされ、パネルはすべて交換されました。
-
今回のレストアでは、6ポイントロールケージを4ポイントケージへ修正します。
-
レンジャーパッケージなので、スポーツブロンコバッジやボディモールディングを取り外し、正しいレンジャーのスタイルへ戻します。
-
早速、ハードトップが外され6ポイントケージがカットされ、ボディモールディングが取り外されました。
-
丁寧にスムージングされ下地処理のためのサフェーサーが噴かれた状態です。
-
前後に取り付けられたトレーラーヒッチもこの後取り外します。
-
-
ボディクロームモールディングが外され、ペイントを終えた'73 Bronco Rangerです。本来のレンジャーパッケージ仕様に戻されました。
-
モールディングを取り外したことで、大分すっきりした感があり、レンジャーパッケージ特有のカラーリングがより引き立つようになりました。
-
部分的な補修となりましたが、綺麗にペイントされています。当ガレージがいつもお世話になっているこのボディショップは技術水準が非常に高く、信頼の置けるショップなのです。
-
6ポイントケージを切断し、4ポイントへとコンバートした切断部分です。
-
この後、更に磨き上げペイントします。
-
前後に取り付けられている頑丈そうなトレイラーヒッチもこの後、取り外します。
-
-
前のトレイラーヒッチを外しました。リアにヒッチを取り付けるのは一般的ですが、この個体にはフロントにも頑丈そうなヒッチが前オーナーによって取り付けられていました。それを外して大分すっきりとした印象になりました。
-
リアのトレイラーヒッチも取り外しました。
-
6ポイントロールケージが固定されていた左右のフロアパンのボルト穴を埋めました。
-
この部分の穴は腐食の原因となりますので、丁寧に補修します。
-
ペイントブースに入れられ、引き続き各部の補修作業が行われています。
-
6ポイントロールケージが外され穴埋めされた左右のフロアパンは丁寧にスムージングされペイント準備が整いました。
-
-
クロームモールディングが外されたため、左右のインナークウォーターパネル裏側のボルト穴も穴埋めされペイントされます。
-
レンジャーパッケージでは内貼りが付くため見えない部分となりますがしっかりとペイントします。
-
前オーナーによってボディと同色にペイントされていたグローブボックスドアも取り外され、オリジナル色であるウィンブルドンホワイトにリペイントされます。
-
-
6ポイントから4ポイントへとコンバートされたロールケージも綺麗にスムージングされペイントの準備が整いました。
-
-
補修ペイントを終え、ブースから出された'73 Bronco Rangerです。
-
6ポイントロールケージが外され穴埋めされた左右のフロアパンは綺麗にペイントされました。
-
-
左右のインナークウォーターパネル裏側もペイントされました。この部分は内貼りが貼られますので見えない部分となりますが、見えない部分であるからこそ仕上がりにこだわりたいポイントなのです。
それが当ガレージのポリシーです。 -
-
6ポイントから4ポイントへとコンバートされたロールケージも綺麗にペイントされました。
-
コンバートされたことが分からない程、自然な仕上がりです。
-
この後、ハードトップが載せられエキゾーストラインのリニューアルが行われた後、Upholsteryショップへと移動し、インテリアのリニューアル作業に取り掛ります。
-
-
ペイント作業の工程を終え、ハードトップが載せられました。
-
ボディクロームモールディングが外され、全体的にすっきりした感があります。
-
Durango TanのエクステリアカラーはハードトップのWimbledon Whiteとの相性も良く、綺麗にまとまっています。
-
Tanカラーのブロンコはかなりレアな存在なのですが、その上この個体はレンジャーパッケージで更に希少な個体です。
-
トレイラーヒッチも外され、リアビューもすっきりしました。
-
マフラーはデュアルからパッセンジャーサイド1本出しへとコンバートされました。
-
スポーツパッケージ専用のスポーツブロンコエンブレムは取り外され、通常のブロンコスクリプトエンブレムが取付けられました。
-
ボディと同色のDurango Tanにペイントされていたグローブボックスドアは取り外され、ダッシュパネルと同色のWimbledon Whiteへとペイントされました。
-
-
正しいRanger Packageへと復元するボディワークの作業終了後、長期間に渡りレストア作業をストップせざるを得ない状況に陥っていました。その原因はRanger Packageのインテリアマテリアルの入荷待ちでした。
-
今回のレストアプロジェクトでは完璧にこのRanger Packageトリムの復元を計画していたのですが、肝心のマテリアルが簡単には手に入らなかったのです。
-
半年もの探索の末発見したRanger Packageオリジナルのシートスキンです。アメリカのブロンコマニアもびっくりするほどのお宝です。
-
今回は他のRanger Package用の分も合わせ、2台分のマテリアルを確保。
-
この生地を使って完璧なRanger Packageを復元していきます。この時点で既に美しいですね~。
-
まずはヘッドライナーを張替え、ワイパーモーターカバーとサンバイザーを交換しました。
-
綺麗にヘッドライナーが貼られています。
-
こちらはドアパネルのスキンが外されたオリジナルのドアパネルボードです。ブロンコのオリジナルのドアパネルは湾曲しているものが多いのですがその多くがボードの劣化によるものです。今回も劣化が激しいので新しいボードへと交換しました。
-
交換とはいっても、ドアパネルのボードがNewパーツとして売られているわけではないので、ご覧の通り型を取ってワンオフで制作します。
-
-
お次はクウォーターパネルです。一見綺麗に見えるオリジナルのクウォーターパネルですが、こちらもドアパネルと同様ボードの劣化により一部湾曲しています。
-
このボードが42年前の物と考えるととても綺麗な状態と言えるのですが、ボード自体が伸縮しており、表のスキンにたるみが生じていました。
-
こちらがオリジナルのクウォーターパネルスキンを剥がした状態です。ボード自体も経年劣化によって脆くなっていました。
-
ドアパネルのボードと同様、クウォーターパネルのボードも型を取り切り出しました。
-
そしてオリジナルのクウォーターパネルスキンの形状に合わせて成型されていきます。
-
少しずつですが着々とインテリアの作業が進められている'73 Rangerです。
-
ボードが交換されたドアパネルが取り付けられました。真直ぐになりシャキッとした印象です。
-
アームレスト、ドアカップはNewパーツへと交換しました。
-
ドライバーズサイドのドアパネルもボードが交換され取り付けられました。
-
スキンはオリジナルのマテリアルですがとても綺麗な状態です。
-
ドアパネル同様、リアのクウォーターパネルもボードが交換されました。
-
こちらがドライバーズサイド。
-
こちらがパッセンジャーズサイドです。どちらのパネルもオリジナルのスキンはとても綺麗な状態で42年前のものとは思えません。
-
ボードを交換したことで貴重なオリジナルマテリアルを再生することができました。
-
Upholsteryショップにて着々と作業が進められている'73 Ranger。
-
カーペットの貼り付けに向けてインシュレーションの貼り付け作業が行なわれました。
-
インシュレーションを貼ることでエンジンからの熱をある程度遮断することが出来ます。
-
カーペット無しのブロンコもワイルドでそれはそれで良いのですが、この個体は最高級トリムであるRanger Packageですのでインシュレーション+カーペットは欠かせません。
-
フロア全面に綺麗にインシュレーションが敷き詰められました。
-
その他、ドライバーズサイドのドアカップとアームレストが取り付けられました。
-
もちろんNewパーツです。
-
Upholsteryショップにてカーペットの到着待ちだった'73 Ranger。
-
こちらがこの度、注文したブラウンのカーペットです。
-
オリジナルとは異なりますが、耐久性を考慮しパイピングタイプのカーペットを選択しました。
-
早速、貼り付け作業に取り掛かります。
-
カーペットの張り替え作業が完了した1973 Bronco Rangerです。
-
今回はブラウンのパイピングカーペットを選択したのですが、オリジナルのドアパネルとの色味も完璧にマッチしていて、綺麗な仕上がりです。
-
フロアパンの上部まで丁寧にカーペットが貼られています。
-
-
オリジナルのクウォーターパネルとの相性も抜群ですね。
-
ロールケージ付け根の処理も丁寧に施されていて、満足のいく仕上がりです。
-
-
シートフォーム交換とシートスキンの張替え作業がスタートしています。今回のプロジェクトではRangerトリムを完璧に復元することをテーマとして取り組んでいますので、既製品のシートスキンに交換するだけという単純作業では済みません。
-
こちらが取り外された古いシートフォームです。これはまだきれいな方で、ひどい物は水分を吸ってカビだらけというものもあります。古いシートフォームを見ていると、レストア時に限らず、私共が手掛けるブロンコは必ず交換しようということになるのです。新しいオーナー様が直接触れて、座ることになるシートです、なるべく綺麗な物を提供したいですからね!
-
着々と古いシートスキンを剥がしていきます。
-
こちらはリアベンチシートのスキンです。
-
シートスキンが剥がされ、フレームの状態になったリアベンチシートです。
-
次に新しいシートフォームをそれぞれのフレームに合わせていきます。
-
やはり新しいシートフォームは気持ちが良いですね~。
-
-
-
新しいシートスキンを古いスキンを型にして切り出して、縫製していきます。
-
こちらが古いスキンです。
-
並べるとこんな感じです。このようにしてすべてのシートのスキンを縫製していきます。
-
着々とシートスキンが縫製され張り付けられていきます。こちらはリアベンチシートです。
-
こちらはリアベンチシートのバックレストです。綺麗に張り替えられました。
-
こちらは縫製し終わった、フロントバケットシートのバックレストです。
-
二脚分のシートスキンが完成しました。この後、新しいシートフォームを取り付けたフレームに張り付けていきます。
-
テールゲート部分にもカーペットが貼りつけられました。
-
綺麗な仕上がりです。
-
-
シートスキンの縫製及び張替え作業が進みだいぶ形になってきました。こちらはフロントバケットシートのバックレスト部分です。
-
同じくフロントシートのバックレストを横から見た図です。程よく張りがあり綺麗な仕上がりです。
-
オリジナルの格子柄マテリアルとブラウンスキンの組合せは相性抜群で、Sportトリムのパーチメントシートにはない高級感です。
-
こちらはフロントバケットシートの座面部分です。この絶妙な張り具合、お分かり頂けるでしょうか。
-
-
-
こちらはリアベンチシートです。
-
アームレストをシートと同色のブラウンに塗装して取り付ければ完成です。
-
暫くの間、アナハイムのUpholsteryショップにて作業が行われている’73 Bronco Rangerですが、ゴールがやっと見えてきました。
-
遂にすべてのシートのリファイン作業が完了しました。こちらはフロントバケットシートです。
-
美しい仕上がりです。今回のプロジェクトではRangerパッケージのインテリアを完璧に復元するということをテーマに進めてきましたが、オリジナルのRangerシート通りに、忠実に復元できたと思います。満足の行く仕上がりですね。
-
シートバックパネルもオリジナル同様、ブラウンに染められました。
-
絶妙な張り具合です。
-
フロントシートブラケットもブラウンに染められています。
-
-
アメリカ広しと言えど、ここまで完璧にブロンコのRangerパッケージシートを復元するマニアはまずいないでしょう。オリジナルマテリアルを苦労の末、入手した我々にのみ可能なプロジェクトでした。
-
この角度から見るとその質感が伝わってくると思います。考えていた通りのボリューム感のあるシートを作ることができました。
-
こちらはNewダッシュパッドです。こちらもオリジナルのRangerパッケージの通り、この後、ブラウンに染められます。
-
リアベンチシートもご覧の通り、綺麗に仕上げられました。
-
-
リアアームレストも綺麗に染められました。
-
ここまで来るのに約3か月間を費やしてしまいましたが、出来上がったシートを見るとその苦労も報われます。何度、この場所に足を運んだことやら…。
-
Upholsteryショップでの作業も佳境を迎えてた'73 Ranger。ウィンドシールドフレームが倒され、ダッシュパッドを装着する準備が進められています。
-
ブロンコはウィンドシールドフレーム倒さないとダッシュパッドの脱着が出来ません。いろいろと面倒な子なのです。
-
-
-
再生されたクウォーターパネルもこの後、取り付けられます。
-
こちらがオリジナルのRangerパッケージのスキームに則り、ブラウンに染められたダッシュパッドとアームレスト、ドアカップです。
-
綺麗に仕上がっていますね。
-
アームレストとドアカップも綺麗な仕上がりです。
-
完成たすべてのシートが取り付けられ、カリフォルニアでのインテリアの作業が終了しました。
-
まだステアリングポストとステアリングホイールをオリジナルの状態へと戻す作業が残っていますが、日本到着後にの作業になります。
-
完璧にRanger Packageのインテリアを復元することに成功しました。シートも適度に張りがありボリューム感を出すことが出来ました。
-
カーペットは耐久性を考慮してパイピングカーペットを選択しました。見た目もより鮮やかですね。
-
ブラウンに染められたダッシュパッドも綺麗に装着されました。
-
-
オリジナルのパネルを元に、ボードを交換し再生されたドアパネルです。
-
アームレスト、ドアカップはブラウンに染められ、装着されました。
-
3点式のシートベルトもNewハーネスが装着されています
-
リアクォーターパネルも綺麗に再生されインストールされています。
-
ロールケージ付け根部分のカーペットの処理も手が込んでいて満足のいく仕上がりです。
-
テールゲート内側にもカーペットが綺麗に貼られています。
-
リアシート周りも美しい仕上がりです。
-
シートとクウォーターパネル、カーペットのマッチングも完璧です。
-
インテリアの仕上がった'73 Rangerをタイヤ交換へと連れ出しました。
-
こちらは交換前の写真です。
-
-
Coker Classicという聞き慣れないレッドリボンタイヤが装着されていました。サイズはオリジナルサイズとなる235/75R15です。
-
担当のR氏が手際よく組み換えを行い、バランサーに掛けていきます。
-
我々のブロンコのタイヤを数多く組み替えているR氏ですが、「今回のが一番良いな!」と'73 Rangerをたいそう気に入った様子。時間を掛けて仕上げてきた1台だけに嬉しいコメントですね。
-
そしてNewタイヤが装着されました。
-
そして交換後です。
-
この個体は前オーナーによって2.5インチほどのリフトアップサスペンションが組まれているのですが、今回組まれたタイヤは235/75R15のオリジナルサイズです。
-
サスペンションは日本到着後、我々の手によってオリジナルハイトのものを組み込み、完全にオリジナルの状態へと戻します。
-
今回定番のBF Goodrich All Terrainタイヤをチョイス。色々試しましたが、このタイヤが一番クラシカルでブロンコに良く似合うと思うのですがいかがでしょうか。特にオリジナルハイトのブロンコには似合いますね。ホワイトレターが良い感じです。
-
タイヤ交換を終え、カリフォルニアでのすべての作業が完了した'73 Rangerです。この後のドライブトレインのオーバーホールやステアリングポストまわりの交換作業などは日本到着後、我々の手によって行われることになります。
-
スペアタイヤも装着されました。
-
フロントバケットシートは汚れないようにシートカバーが装着され、丁寧に養生されました。
-
丹念込めて再生されたRanger Packageインテリアを汚してしまったら、元も子もないですからね。
-
こうしてすべての作業を終えた’73 Rangerはこの後、ロングビーチ港に運ばれ船積みされました。
-
日本に到着し、ガレージでのメンテナンス作業を開始しました。リフトで上げ、各部の点検とともに予定していたエンジンオーバーホールへ向けて準備を進めます。
-
エンジンを降ろすためにはまず。ミッション&トランスファをブロンコから取り外しました。
-
降ろしたエンジンをエンジンスタンドへと固定し、各部のパーツを取り外していきます。まずは補機類から始め、インテークマニフォールドとバルブカバーを取り外しました。
-
続いて、シリンダーヘッドをシリンダーブロックから降ろしました。これでピストンの頭を見ることができます。シリンダーヘッドはこのあとバルブ&ロッカーアームまわりを分解しそれぞれのクリーニングを行い状態を確認します。
-
シリンダーヘッドはこのあとバルブ&ロッカーアームまわりを分解しそれぞれのクリーニングを行い状態を確認します。
-
主役のいなくなったエンジンルーム。こちらはエンジンがいない間にクリーニングや配線の確認&レイアウト変更などを行います。
-
まずはシリンダーヘッドまわりの作業から。バルブやバルブスプリング、ロッカーアームをシリンダーヘッドから取り外しました。
-
これらのパーツはそれぞれの状態を見極め、新品へと交換するかクリーニングを行い再使用するかを判断します。
-
こちらはシリンダーブロックから抜いたピストンx8本です。ピストンは良い状態を保っていましたので、ピストンリングを交換後再利用します。
-
附属パーツのいなくなったシリンダーブロックはだいぶさっぱりとしました。ブロック自体の状態は良かったのですが、長年の汚れが堆積していたのでしっかりとクリーニングを行います。
-
シリンダーヘッドの汚れもしっかりと落としましょう!!
-
シリンダーブロックのクリーニング中です。古いガスケットも剥がさなくてはなりません。これ、かなりこびりついているので綺麗に剥がすのが結構大変なんです。ガスケットを剥がしたのち、オイルストーンでスベスベの表面になるまで砥ぎます。
-
クリーニングの終わったシリンダーブロック。綺麗な状態を取り戻しましたので、オイルを表面に塗り保管しておきます。
-
ハーネスのチェックを行いました。この作業はどのブロンコでも行っています。長年使用される中でカスタマイズされることが多い箇所だけにチェックはかかせません。電気的なトラブルを起こすのは、そのような部分ということが多いですからね。
-
エンジンルーム。バルクヘッドのクリーニングも行うため、ステアリングシャフトやブレーキ関係のパーツも全て取り外しました。だいぶスッキリとして配線の見直しもやり易いです。
-
こちらはドライバーサイドのインナーフェンダー。このブロンコもインジェクション仕様になっていたり、前オーナーによりオリジナリティの高い配線レイアウトになっていたため、一度すべてを取り外し純正スタイルに引き直す予定です。
-
リアの電装系へと電気を送るハーネスも全てチェックします。作業効率を考えて、今回は一度ブロンコから取り外し確認作業を行いました。
-
前から後ろまでざっとハーネスを追い直したところ、このハーネスを活かして純正スタイル仕上げるのではく新規で引き直すことにしました。作業的にはかなり複雑なものになるのですが、ハーネスは完成後に見えなくなる部分が多く、次期オーナー様に長く乗っていただくことを考えての決断です。
-
下まわりの点検&クリーニングを行っています。ブロンコをリフトで上げ、まずはリアまわり。
-
リアアクスルハウジングまわりのクリーニングから。細かい所はワイヤブラシでゴシゴシと、大きな面は電動ワイヤブラシで一気に汚れを落としました。
-
ディファレンシャルキャリアのクリーニングが終わったらディファレンシャルを丸ごとハウジングから降ろし、ハウジングもブロンコから外します。
-
そしてワイヤブラシで細かな部分まで金属の地が出るまで磨き上げました。ハウジングから外したディファレンシャルも状態のチェックと細部のクリーニングを行いました。
-
金属の鈍い輝きを放つアクスルハウジングをリーフスプリングと連結。ブロンコへと戻しました。ディファレンシャルの取り付けに向けて、アクスルハウジングの準備も整えておきます。
-
ニューガスケットを挟んで、ディファレンシャルをアクスルハウジングへともどしました。ナットでしっかりと締め付け、ひと晩ガスケットの乾燥を待ちます。
-
ピニオンをディファレンシャルキャリアへと戻しました。ピニオンオイルシールも新品を組み込んでいます。
-
リアアクスルシャフトをアクスルハウジングへと戻し、リアアクスルハウジングまわりの作業はほぼ終了です。
-
リアアクスル周りに続きフロントアクスルまわりの作業に移りました。
-
リフトで上げ、まずはブレーキ、ハブなどのパーツをバラしていきます。
-
ホイールフリーハブ、ディスクローターを取り外し、スピンドルが見える状態になりました。フリーハブやブレーキのパーツはそれぞれ分解&クリーニングを行っています。
-
クリーニングの終わったフリーハブを、しっかりとグリスアップを行いながらブロンコのスピンドルへと組み込んで行きます。
-
今回はこのフリーハブの動きに渋いところがあったので、完全に蓋をする前に実際にタイヤを回しながら動きをチェックしました。結果、フリーハブが機能していないことが判明。フリーハブをアッセンブリで交換することになりました。
-
地金が見えるまで磨きあげたリアアクスルはサビが発生する前にシャシーブラックで表面を整えました。いつもながらのスベスベな仕上がりになっています。
-
フロントアクスルまわりの作業です。アクスルハウジングをブロンコから切り離し、さらにラジアスアームをアクスルから外しました。
-
この作業でCブッシュやラジアスアームブッシュも同時に換えてしまいます。
-
外したラジアスアームやスプリングサポートはそれぞれを金属の地が出るまで磨いた後、シャーシーブラックで表面を整えました。
-
-
シャーシーブラックのペイントが完了したラジアスアームをアクスルハウジングへと戻しました。ラジアスアームのアクスル側とフレーム側にはすでにニューブッシュを組み込んでいます。
-
ラジアスアームのC-カップを取り付けると同時に、ニューC-ブッシュを挟み込みます。このブッシュはラジアスアームとアクスルの間で車重を直接的に受け止めるブッシュで走行安定性にも影響を及ぼす重要なパーツです。
-
ロントアクスルがいない間にコイルスプリングやショックアブソーバーのマウントまわりもシャシーブラックで整えました。
-
エンジンオーバーホールの続きです。シリンダーヘッドから作業を進めます。今回はインテーク&エキゾーストバルブに新品を使いました。エンジンオーバーホールでは必ず行う工程ですが、まずはバルブとシリンダーヘッドの擦り合わせを行います。吸盤のついた棒でバルブをクルクルと回しながらシリンダーヘッドとこすり合わせせる作業です。
-
シリンダーヘッドとの当たり面に粗&細2種類のコンパウンドを塗りながら滑らかな当たり面が出来上がるまでこの作業の繰り返します。1気筒2本なので計16本のバルブの擦り合わせを行うことになります。
-
擦り合わせが無事終了したバルブ。ニューパーツならではの鈍い輝きの花を咲かせていますね。
-
シリンダーヘッド側も滑らかな当たり面を作り出すことができました。
-
バルブとシリンダーヘッドの擦り合わせが終わり、続いてバルブをシリンダーヘッドへと組み込む作業に移ります。専用のバルブスプリングコンプレッサーバルブとシリンダーヘッドの擦り合わせが終わり、続いてバルブをシリンダーヘッドへと組み込む作業に移ります。専用のバルブスプリングコンプレッサーを使いながら1本1本バルブをシリンダーヘッドへと固定していきました。バルブスプリングやコッターもクリーニング&点検済みです。
-
バルブ8本を組み込んで片バンク分のシリンダーヘッドが完成しました。同様にもうひとつのシリンダーヘッドも作業を行います。
-
続いてシリンダーブロックへと移ります。まずはフリーズプラグの打ち換えを行いました。
-
このプラグはエンジンをクーラントの凍結から守ってくれるものですが、劣化が進むとクーラント漏れの原因になることもあるので予防整備として換えてしまいます。
-
続いてピストンリング交換。
-
長年シリンダーの圧縮を保つために働いてきたリング達をリニューアルです。
-
ピストンリングの交換が終わったピストン。シリンダーブロックへと戻すまでの間、しっかりとオイルを塗っておきます。
-
続いてクランクシャフトをシリンダーブロックへと戻します。こちらはリニューアルしたクランクシャフトとシリンダーブロックの間に入るメインベアリングです。
-
クランクシャフトを固定するキャップ側のベアリングもニューパーツへと交換し、所定の場所へと戻しました。
-
-
それぞれのキャップを規定トルクでしっかりと締めてクランクシャフトの固定完了です。
-
ピストンリングを交換したピストン8本をシリンダーブロックへと戻します。
-
ピストンリングをコンプレッサーで縮めながら各シリンダーへとピストンを滑りこませました。
-
そして、クランクシャフトとコンロッドを連結。
-
今回はコンロッドベアリングもニューパーツを用いて組み上げています。
-
8本のピストンがシリンダーブロックへと戻り、クランクシャフトへと連結されました。クランクシャフトを回してピストンの動きを確認、スムースに動くことが確認できました。
-
続いてオイルポンプを装着。
-
タイミングチェーンを装着。
-
タイミングカバーを装着し、シリンダーヘッドを載せる作業へと移ります。
-
オイルストーンで面だしを行ったシリンダーブロックにガスケットを装着。
-
シリンダーヘッドを載せました。
-
エンジン各部に使うボルト類は極力オリジナル品をクリーンナップして使用しています。ボルトの回りが渋ければ山を再生し、目詰まりや汚れはネジ目の中までしっかりとクリーンナップしています。
-
しっかりと手を入れたボルトは手締めの状態でも気持よくスムースに入っていきますからね。
-
シリンダーブロックの両バンクにシリンダーヘッドが載りました。
-
-
シリンダーヘッドを規定トルクで固定した後プッシュロッドとロッカーアームを装着。
-
エンジンをひっくり返して磨いておいたオイルパンを装着しました。
-
エンジンをオーバーホールした際の第一関門がこの作業です。オイルポンプを人力で回してシリンダーヘッドまでオイルが上がってくるかを確かめます。
-
全てのロッカーアームまでオイルが上がってきました。これでひと安心です。ココまでくればエンジンオーバーホールのゴールが見えてきます。
-
ブロンコへとエンジンを戻す前にパルクヘッドをペイントしました。断熱&防音材が貼られていたのですがその状態が良くなかったので、それらを剥がしストックスタイルへと戻すことにしました。こちらが断熱材を剥がした状態。ペイントは所々剥げてしまっていますがバルクヘッドはいい状態を保っていました。ここをボディカラーと同色のDurango Tanにペイントします。
-
まずは元のペイントを剥がし、新しく色を載せるためのベースを作りました。バルクヘッドの地を出して滑らかな表面になるまで磨いた後脱脂を行っています
-
本色を吹く前にサフェ―サーを吹くのですが、その前にブロンコをしっかりとマスキング。不必要なところに色が着いてしまっては元も子もありません…。
-
サフェ―サー塗りも完了しいい感じになってきました。サフェ―サーの乾燥を待っていよいよDurango Tanで本塗りします。
-
エアブラシを使ってDurango Tanを吹いた後、乾燥を待ってクリアを吹き塗りの作業は完成です。Durango Tanは3~4層、クリアも何度か重ね塗りを行いました。この後磨きの工程に移ります。
-
無事、バルクヘッドのペイントが完成しました。当ガレージでは初の試みだったのですが、バルクヘッドいい感じに仕上がっています。ここはエンジンが降りている時にしかアクセスできない場所ですので、このタイミングでしっかりと手を入れておくべきポイントでもあります。
-
メインハーネスの引き直しです。まずは古いハーネスの取り外しから。ステアリングコラムやメーター、各スイッチ類などをインストルメントパネルから取り外しハーネスをフリーの状態に。
-
一気にインストルメントパネルの裏から引き出します。エンジンルーム内も同様、不要なハーネスを取り外します。
-
こちらがゴッソリと外れたハーネス。もともとアフターパーツメーカーのものに交換されていましたが、そこからさらに前オーナーの手が加えられていました。なるべくオリジナルに近く、スッキリとしたハーネスの取り回しにしたい…ということもあり今回はニューハーネスのへの交換にいたったわけです。
-
そして、こちらがこれからブロンコへとインストールされるニューハーネス。残念ながら完全なストック配線は手に入りませんのでアフターパーツメーカーのものを使用します。それでも流石アメリカ。アーリー・ブロンコに最適化されたキットが出ているんです。各スイッチ類もキットに含まれていて、あとはインストールするのみなんですが…。そう簡単にはいきません…。
-
まずはインストルメントパネルまわりからニューハーネスを取り付けていきます。キット化されているとはいえ配線の数は多いですからね…。配線図と格闘しながらそれぞれの線を正しい場所へと配していきました。
-
グローブボックスへのヒューズボックス取り付けも完了。
-
エンジンルームには各センサーやイグニッション関係、灯火類などの配線を通しておき、エンジンを戻してから改めてレイアウトを決めていきます。
-
メカ的なオーバーホールの完成した302 cid V8エンジンをフォードブルーへとペイントします。ペイントの前に周辺パーツを取り付けました。
-
バルブカバーも装着。
-
こちらはウォーターネック。中にサーモスタットを備え水温の変化に応じてエンジンからラジエターへと水を送り出す道を開きます。サーモスタットの不良はオーバーヒートの原因にもなってしまう重要なパーツのひとつ。もちろん新品を組み込んでいます。
-
その他のペイントを載せたくないところにはマスキングを施してから一気にフォードブルーを吹きかけました。
-
程なくしてフォードブルー一色に染まった302 cid V8エンジン。
-
ヌメっとした仕上がりでいい感じです。
-
フォードブルーの完全乾燥を待って、バルブカバーのラインと文字を浮かび上がらせました。
-
ん〜カッコイイですね。
-
1973 Rangerの前に用意された302 cid V8エンジン。オイルフィルター、フューエルポンプ、オイルプレッシャーセンディングをニューパーツに交換しクレーンで吊る準備を整えます。
-
-
クレーンで吊られたエンジンが降ろされるのを待って、大きく口を開けているBronco。
-
エンジンをBroncoの真上へと移動しフレームめがけてゆっくりと降ろしていきます。
-
エンジンマウントへと着座したエンジンをフレームにしっかりと固定。元の位置へとエンジンがもどりました。このあとエンジンルームでは補機類の取り付けや配線のレイアウトの作業を行います。
-
エンジンペイントに合わせエアクリーナーボックスもフォードブルーへとペイントしました。
-
そして、ヘダースもサビや汚れを落とし耐熱ブラックでペイントしています
-
-
エンジンに並行して下まわりも作業。Cブッシュの交換が完了し、シャーシーブラックの塗布に合わせて脱脂を行っているフロントアクスルまわりです。
-
トラックバーのブッシュを新品に交換。
-
タイロッドエンドのボールジョイントも清掃後ニューダストブーツを被せてしっかりとグリスアップを行った後、シャーシーブラックで整えました。
-
さらに、ブレーキライン&ホースは前から後ろまでまるっと引き直し。
-
シャーシーブラックで黒光りするアクスルの上でニューブレーキラインが輝いています。
-
メインフューエルタンクも新品へと交換し…
-
合わせてサブタンクも新品を使います。
-
サブタンクのスキッドプレート。
-
センディングユニット、フューエルフィラーホースなども新品を用いて組み上げていきます。
-
-
リアのインナーフェンダーまわりも汚れを落として磨いた後シャーシーブラックで整えています。
-
前から後ろまで、全体的にパリッとした仕上がりになりました。
-
エンジンルームに主役が戻ったブロンコにトランスミッション&トランスファを載せます。
-
こちらがエンジンオーバーホールの作業に伴いブロンコから降ろしていたトランスミッション&トランスファです。
-
まずは全体的な汚れ落としを行いました。
-
汚れを落とした後各部の点検を実施。ニュートラルスイッチを新品へと交換した後、ミッションジャッキでグイグイと持ち上げブロンコの腹下へと収めます。
-
トランスミッション&トランスファ搭載完了後には、早速ATF&トランスファオイルの交換を行いました。トランスミッションはATFを抜くためパンを開けたまま暫く放置。
-
トランスファは内部のクリーニングを行い、メンテナンスホールのガスケット取り付け面を綺麗に磨いた後ニューガスケットを挟んで蓋を取り付けました。
-
ATFのドリップが落ち着くのを待っている間、外したATパンは外側をワイヤブラシで地金が出るまで磨いたのちブラックにペイント。
-
-
内側の汚れもしっかりと落としました。
-
ATパンのペイントの乾燥とATFのドリップが完了した頃合いを見計らい、ATパンをトランスミッションへ装着。ガスケットの乾燥を待ってATFを入れれば完了となります。
-
エンジンルームへと戻ったエンジンに、ACコンプレッサーやパワーステアリングポンプ、オルタネーターなどの補機類を取り付け、それぞれを駆動するためのベルトを張る準備を進めます。補機類の取り付けはベルトが真っ直ぐに張れるようブーリーの位置を微妙に調整しながら行います。
-
プーリーの位置調整もなんとか終わり、ほぼベルトを張り終えました。あとはACコンプレッサーとクランクプーリーを繋ぐだけです。
-
耐熱ブラックでペイントしておいたへダースも取り付けました。
-
オーバーホール済みのラジエターを装着し、ラジエターホースでエンジンと接続しました。
-
ファンシュラウドも取り付け完了! だんだん正しいエンジンルームの姿に戻ってきましたね。
-
整備のために外していたブレーキブースターとマスターシリンダーもバルクヘッドへと固定。
-
マスターシリンダーとプロポーショニングバルブの間のブレーキラインもニューパーツを用いています。このブロンコは前から後ろまでブレーキラインを全て引き直していますので、次期オーナー様にも安心して乗っていただけますね。
-
続いて配線。
-
エンジンルームまで配線をパートごとにまとめながら長さや這わせる場所などを確定していきました。
-
スターターソレノイドやメインヒューズ、ボルテージレギュレーターなどといったパーツも取り付けながらそれぞれに配線を接続していきます。
-
-
水温や油圧センサー、イグニッションコイルなどといったパートへと分岐する配線を仮置きしながらエンジンまわりの配線レイアウトを決めていきます。
-
テールライトやナンバー灯、サイドマーカーなどテールまわりの配線も繋げて行きます。同様にフロントのサイドマーカーやヘッドライト、ウィンカーも結線作業を行いました。
-
エクステリア&エンジンルーム内のハーネスをほぼまとめ終わったRanger、続いてインテリアの配線レイアウトを行いました。メーターまわりは各スイッチ類など、ハーネスは全てインストルメントパネルの裏側を這わせますので、フロアに寝そべっての作業。変なところが攣りそうになります…。
-
ある程度ハーネスのレイアウトが決まったらステアリングコラムの取り付け。このRangerにはもともとアフターのものがついていたのですが、敢えてストックのステアリングコラムに戻しました。
-
その理由のひとつがシフトインジケーターです。このクリアパネルのインジケーターが付くのは1973yモデルのみ。雰囲気ありますよね。ストックスタイルにこだわっている当店としては外せないアイテムです。
-
ステアリングコラムにシフトレバーを装着。
-
ステアリング&ホーンボタンもストックを取り寄せて装着しました。消耗品を含めこのあたりのパーツも新品が出てくるというのが嬉しいですね。ブロンコに安心して乗っていただける要素のひとつです。
-
-
1973 Bronco Ranger、ステアリングも装着し本来の姿を取り戻してきました。
-
オーバーホールを行ったエンジンをブロンコへと戻し、水まわりや電装関係の補機類を装着。いよいよ火入れへ向けての準備を始めます。
-
まずはキャブレターを装着。2bblのニューキャブレターをセットしました。
-
燃料ポンプからキャブレターへとガソリンを運ぶラインも引き直しました。もちろん、キャブレターの前に取り付けている燃料フィルターも新品です。
-
イグニッションコイルやスパークプラグワイヤ、スパークプラグもニューアイテムへと交換です。
-
フォードブルーへとリペイントしたエアクリーナーボックスを装着。ここまで来ると火入れの儀式まであとわずかですね。
-
エンジンに火入れをする前に、ATからラジエターへとATFを送るラインを連結します。
-
いよいよ火入れ! エンジンオーバーホール後この瞬間はいつも緊張しますね…。キーを捻ると302cid V8エンジンが勇ましいサウンドを響かせつつ目を覚ましました。点火タイミングやキャブレターを調整しながらアイドリングの安定するポイントを探し出します。
-
エンジンの状態が安定したらメーターの計器類の動きをチェックしながら、クーラントを入れエア抜きを行いエンジンオーバーホールのひと通りの作業が完了です。
-
-
エンジンがかかり自走が可能になったRanger。久しぶりに外へと出てメカニックM山のTampico号と2ショット。
-
エンジンの調整もほぼ終わり、細かい部分の仕上げ作業に入りました。まずはウェザーストリップの交換です。
-
こちらはドアまわり。アッパー&ロアのウエザーストリップです。
-
-
今まで付いていたものは弾力性を失い切れている部分もありました。長年働いてきた証ですね。
-
新しいものはしっかりと弾力があり、ドアとの密着度を高めてくれます。
-
続いてテールゲートまわり。ブロンコのテールゲートは上下開きですので、グルリとゲート部を取り囲むようにウェザーストリップを交換します。それゆえ、かなりの長さがあります。黒いパーツはウェザーストリップを固定するためのガイドです。
-
ガイドとハードトップにウェザーストリップを固定しました。
-
ガイドはそのほとんどがリアクォーターパネルの裏側に隠れてしまうのですが、ブロンコの防水対策にはかかせない重要なパーツです。ウェザーストリップもそうですが、このガイドもブロンコ固有のパーツとはいえリプロダクションパーツが用意されているというのが嬉しいですね。
-
テールゲートを締めた状態です。ゲートとしっかりと密着しています。
-
続いてリフトゲートのシールを交換。このシールはリフトゲートとテールゲートの間から水が車内へと侵入するのを防いでくれます。
-
ドライバーの足元へと外気を導入するためののAir Vent Inlet Ductを交換しました。
-
ブロンコのフードにはルーバーが設けてあるのですが、このルーバーからDuctを通して外気を取り込むことができます。
-
こちらがこれから取り付けるNew Ductです。樹脂製のパーツゆえ、経年劣化でクラックが入っていることの多いんです。このブロンコについていたボックスも例にもれずクラックが入っていました。
-
Ductには蓋が付いていてコレを開閉することで外気導入のオン&オフを切り替えます。フードのスロットは常に開いていますので当然のことながら雨水も入ってきます。ということで、このドアのシールも新品を使用して組み付けます。
-
風の流れを作るルーバーも取り付け完了。
-
Ductをブロンコへと戻しフードとDuctの間のシールを交換して作業完了です。
-
助手席側にはエアーコンディショナーへと外気を導くボックスが付いているのですが、こちらのシールも合わせて交換。これでDuct交換の作業完了です。
-
ご納車に向けた整備も最終段階に入り、テストドライブの合間を縫ってシャワーテストを行いました。雨の少ないカリフォルニアでは必要のない作業ですが、しっかりと雨の降る日本では外すことのできない作業です。
-
Vent Windowや
-
左右のAir Vent Inlet Duct
-
フロントのドアまわりやリアクォーターウインドウまわり
-
テールゲートまわりとブロンコを一周するかたちで水をかけながら車内への水の侵入度合いを確認します。ワゴンボディとはいえ、もともとオープンボディにシェルを被せただけの構造ですので我々の手で策を講じる必要があるんです。
-
ひと通りシャワーを浴び終えたブロンコです。寒空にすっかりボディも冷えてしまいました…。
-
細かい調整を残しほぼ整備の終わった1973 Bronco Rangerのナンバーを取得しました。オリジナルの車高に戻したブロンコ、いいですね。
-
安定感のある走りを楽しみながら陸運支局に到着。ナンバープレートを取得しました。
-
今日は高速道路でのテストドライブを行いました。ブロンコにかなり負荷をかけて走行するのですが、このRangerは40mile/h程度からの加速がかなり気持ちいですね。勇ましいV8サウンドを奏でながらの加速が楽しめます。
-
脚まわりもしっかりとしていますので、100km/h巡航でのレーンチェンジなどもストレスなく行えます。
-
1973 Bronco Rangerのレストアプロジェクトの完成です。
-
Durango Tanのボディに白いレンジャーラインが入るエクステリアに、ブラウンのインテリアの組み合わせ。
-
当店でも何台かRanger Packageをご納車していますが、レンジャーライン入りは初めての取り扱いとなりました。
-
こちらが、ボディアンダーの前から後ろまでに入るレンジャーライン。Wimbledon Whiteに赤いピンストライプが入ったなかなかお洒落なデザインとなっています。
-
Ranger Packageといえばなんといってもこのインテリアです。ブロンコは通常Parchment基調のインテリアなのですが、Ranger Packageでは3色の中から選ぶことができました。そのうちの1色がこのブラウンです。
-
今回決めていただいたお客様にもこのインテリアは大変気に入っていただいています。当時物のニューマテリアルを時間をかけ苦労して探し出した甲斐あって、オリジナルの雰囲気そのままのインテリアに仕上げることができました。
-
ブラウンのカラーリングもDurango Tanのボディカラーに合っていますよね。
-
シートスキンがこの色つきの格子柄になるだけで雰囲気がガラリと変わります。このシートスキンが時間をかけて探し出したオリジナルマテリアルなんです。
-
リアクォーターパネルも格子柄のマテリアルを使っている他、カーペットももちろんブラウンでコーディネイトしています。
-
1973yモデルにのみ装着されるクリアタイプのシフトインジケーターもお洒落なアイテム。もともとアフターのステアリング&コラムが装備されていたのですが、このインジケーターを実現したいが故、オリジナルの1973yモデル用のステアリングコラムを用意して交換しています。
-
Ranger Packageに標準装備されていたホーンリング、その名も”Half-Moon”を改めて装着。洒落が効いているネーミングですよね。このあたりの装備品もしっかりとオリジナルクォリティに仕上げています。
-
オーバーホールを施した302cid V8エンジン。テストドライブではパワフル&安定感のある走りを楽しませてくれました。




