RESTORATION 
1967 Ford Bronco “Baja” Roadster Vol.2
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フューエルタンクの設置が完了し、
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フューエルラインの構築が進められている’67 “Baja” Roadsterです。
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作業はエンジンルームへと移り、
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Hi-po K-code Autolite 4100キャブレターが設置され、
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フューエルポンプからキャブレターへのラインが設置されました。
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同時にディストリビューターやイグニッションコイル、プラグコードなどの電装パーツも取り付けられました。
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そしてキャブレターにエアクリーナーが設置され、
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仕上げに289ステッカーが貼られます。こちらも貴重なNOSステッカーです。
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リファインされたリアベンチシートが取り付けられました。
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ブロンコのリアベンチシートは大きく分けると前期型と後期型に分けられます。’67年式は前期型、素材色はパーチメントとなりますが、前期型のシートファブリックはリプロ品が存在しないため、今回はオーダーメイドで製作しました。
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後期型との相違点はこの小柄なアームレストとシートスキンのステッチ方向です。ステッチは前期型は横方向、後期型では縦方向となります。
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存在感のあるリアベンチシートが装着され、このプロジェクトいよいよ大詰めとなりました。
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レストアプロジェクトも大詰めを迎え、完成に向けてインテリアの細々とした作業が行われました。こちらはダッシュボード内蔵スピーカーを保護するためのRadio Spaeker Coverです。オリジナル品が綺麗にレストアされました
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この位置に取り付けられます。
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スピーカーカバーが取り付けられ、ROTUNDA製のコンパスも取り付けられました。
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FORD ROTUNDA COMPASS、オリジナルオーナーによって1967年当時に装着されたディーラーオプションパーツです。とても綺麗な状態を維持しています。
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オリジナルラジオユニットも綺麗にレストアされ装着されました。
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シートハーネスの取付作業が行われました。使用するボルトはオリジナル品をリフレッシュした物かNOSボルトを使用しました。
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こちらはオリジナル品のボルト、
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そしてこちらはNOSボルトです。
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使用するバックル類もすべてNOSパーツです。
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FORDオーバルマークの刻印がオリジナルの証、貴重なNOSパーツです。年式もマッチングしています。
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ハーネスもオリジナルパーツの証となるタグ付き。もちろん’67年に製造された貴重なハーネスです。
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そして取り付けが完了しました。こちらはフロントバケットシート、
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こちらがリアベンチシートです。オリジナルパーツを惜しみなく投入することで、1967年当時の姿へと徐々に近づいて行きます。
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ドライブシャフトの取付作業が行われました。
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まずはリアシャフト、トランスファーケースに連結されます。
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そして連結されました。ドライブシャフト取り付け後、マフラーパイプも取り付けられました。
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こちらはリアエンド、しっかりと連結されています。
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そしてフロントサイドも、
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しっかりと連結されました。
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シフトリンケージカバーの取付が行われました。
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HURST製のシフターに組み合わせるのはファイバーグラス製のリンケージトンネルカバーです。シフターもトンネルカバーも貴重なNOSパーツです。
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ブーツプレートをカバーの形状に合わせて加工し、
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ブーツを取り付けて固定します。
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そして取り付けられたシフトノブはもちろん、HURST伝統のホワイトのボールタイプ。こちらも貴重なNOSパーツでヴィンテージ感を醸し出しています。これだけでクイックなシフトフィールを連想してしまうから不思議です。続いてトランスファーレバーの取付を行います。
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先週はトランスファーシフターインディケーターの取付が行われました。シフターはもちろん、’67年式オリジナルのTスタイルシフターです。
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ベースガスケットを加工してサイズを合わせた上で取り付けられます。
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そして綺麗にインディケーターが取り付けられました。
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トンネルカバーもブラックにペイントされ、シフター廻りが完成しました。綺麗な仕上がりです。
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HURST製のシフターキットはタイトなスペースに取付ける必要があるため、その窮屈さに最初は戸惑いますが、慣れてしまえば、とてもクイックなシフトフィールを楽しむことが出来る優れ物です。
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’67 “Baja” Roadsterのプロジェクトもいよいよ大詰め、仕上げの段階に入りました。先週はNOSパーツ、ヘッドライトスプラッシュシールドなどの細かなパーツが取り付けられました。
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サンバイザーも取り付けられています。
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ロッド類は全てオリジナルパーツをクリーニングしブラスト加工を施し再生したものです。
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そして最後に”FORD” グリルレターがブラックに塗られ、
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テールゲートの”FORD” レターもホワイトにペイントされました。こちらはオリジナルのペイントの風味を再現すべく、刷毛塗りされています。
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1967 Bronco “Baja” Roadsterがレストアを終え、遂に完成しました。そしてレストアを担当したAndrew Norton氏の手によって、納車されました。
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手間暇かけた”いつも通り”の作業によって、オリジナル度の高い美しい仕上がりを実現することが出来ました。
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オリジナルカラーであるPoppy Redのエクステリアペイントが復活し、’67年当時の姿を取り戻しました。
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オリジナルオーナーがモディファイを施し、シエラネバタへキャンプに出掛けた、当時の姿へ忠実にレストアするという目標を達成することが出来たのです。
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そして倉庫へと納まった’67 “Baja” Roadster、Poppy Redの鮮やかなエクステリアカラーがガレージに彩を加えます。
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2016年1月、前オーナーから’67 “Baja” Roadsterを入手した後、2018年3月にこのレストアプロジェクトはスタートしました。こちらはプロジェクトスタート前の”Baja” Roadsterです。
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目指した完成形はこちら、LAのフォードディーラーにパーツマネージャーとして勤務していたファーストオーナーがモディファイを施し、シエラネバタでオフローディングを楽しんだ、1967年当時の姿でした。
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レストアを担当したのはノーザンカリフォルニア在住のBaja Broncoスペシャリスト、Andrew Norton氏。
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オリジナルカラーである鮮やかなPoppy Redのエクステリアカラーを取り戻し、抜群の存在感を誇る姿へとレストアされました。
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オリジナルの289cid エンジンもオリジナルオーナーがShelby製Hi-poパーツを惜しみなくインストールした当時の仕様へと美しく仕上げられました。
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そしてフロントから、
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リアエンドまで、見えない部分もオリジナルパーツを基本にリプレイスメントパーツもNOSパーツに拘り、オリジナル度の高い仕上がりとなっています。
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インテリアもStroppe Bajaステアリングホイールを再生するなど、マニアも羨望の仕上がり。
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シートスキンは’67年のみに採用された横ステッチのパーチメントスキンをワンオフで製作。ロールケージもオリジナル品を丹念に再生し、当時の手法でロールケージパッドを装着しました。NOSパーツの入手過程やいくつかの工程で手間取ることもありましたが、無事に完成させることが出来ました。
1967 Bronco “Baja” Roadsterのレストアプロジェクトも今回で最終回となりました。手間暇かけた甲斐あってとても完成度の高い一台をへと仕上げることが出来ました。Bill Stroppeが1971年にBaja Broncoをプロデュースする4年も前に手掛け、Baja Broncoの礎になったとも言える、歴史的な一台、”Baja” Roadster。完璧な形で今、ここに蘇ったのです。




