本日は先週に引き続き、1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” レストアプロジェクトをご紹介します。
巨大なプリランナー仕様のフロントバンパーとロックスライドリアバンパーが取り外され、レストア用のオリジナルスチールホイールが装着された1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” 号はエクステリアの作業のため、ボディショップへと移動されました。
早速、フロントフェンダーを取り外し、インナーパネルの状態をチェックします。
パッセンジャーサイド、ドライバーズサイド共にフロントドアピラー先端部分は錆による腐食が進行していました。この部分は一部分を取り除き、Newパーツを使って継接ぎします。
インナーフロントエプロンも先端部分がパッセンジャーサイド、ドライバーズサイド共に腐食のある状態でした。インナーエプロンはNewパーツへと交換します。
ブロンコの泣き所、フロントインナーキックパネルはこの個体も例外なく、錆による腐食が進行していました。この部分は極力オリジナルのパネルを生かしながらリペアしていきます。
パッセンジャーサイドのインナーキックパネルはインナーエプロンとの結合部分が剥がれてしまっていました。何らかのインパクトが加えられたようです。
その原因はこのパッセンジャーサイドのコアサポートのダメージによって、推測することが出来ます。オフロード遊びの際、パッセンジャーサイド側からクラッシュしコアサポートが潰れ、インナーエプロンを押し出し、それによってキックパネルが剥離したのでしょう。今回はコアサポートも交換することになりました。
フロント廻りのダメージに比べ、リアサイドはテールゲートに大きなデントはあるものの、比較的きれいな状態です。
フロアは腐食もなくきれいな状態でした。インテリアは失われているレンジャートリムシートカバーを復元し、完璧なレンジャーパッケージを復活させます。
かなりごつめのロールケージですが、このロールケージはアルミ製のルーフパネルを備えており、ハードトップを取り外すと別のルーフが現れる二重構造となっています。なぜこのような構造になっているのかは不明ですが、今回のプロジェクトではロールケージごと取り外します。
引き続き、1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” のレストアプロジェクトの様子をご紹介して参ります。
アーリーブロンコ専門店
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☆6月29日の展示車両☆
1969 Ford Bronco
1972 Ford Baja Bronco
1975 Ford Bronco Ranger
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford F-150
1986 GMC Jimmy
1971 Chevrolet K-10
1977 Chevrolet K-10
1979 Chevrolet K-10
1988 Chevrolet K-5
1988 Chevrolet V20 Suburban
ぜひお越しください♬♩