2015年11月

2015.11.30
テーマ:新規車両紹介

本日は少し間が空いてしまいましたが、新規入庫車両である1966 Bronco Pickup “The shop truck” の詳細をご紹介します。
 

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’66モデル前期型、いわゆるBudd Bodied Broncoの特徴であるコアサポートとフードについて前回(11/2)、ご紹介しました。本日はその他の違いについてご紹介します。
 

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こちらは ’66モデルのスチールバンパーです。この個体には前オーナーであるフォードディーラーによってアニマルガードバンパーが取り付けられていますが、オリジナルの状態に戻すべく、’66バンパーを入手しました。’66バンパーは’67後期以降のバンパーと違い、バンパーエンドが垂直にカットされています。この個体のオリジナルバンパーはクロームメッキ仕様でしたので、その点にこだわりクロームメッキの ’66バンパーを入手しました。
 

SONY DSC

こちらは’71 Pickupです。’67後期以降のバンパーはバンパーエンドが斜めにカットされているのがお分り頂けると思います。
 

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そして左右ドアのキーシリンダーは ’66モデルではプレスラインの上部に位置しています。
 

SONY DSC

’67モデル以降ではキーシリンダーはご覧の通り、プレスラインの下へと移動されます。
 

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’66モデルではウィンドシールドワイパーがバキューム式であったため、ドライバーズサイドのコウルパネルとウィンドシールドマウントパネルの結合部分付近にバキュームホースが通されていました。このバキュームホース用の穴は年式を特定する上でとても有効なヒントとなります。エアベントボックスも ’66モデル特有のもので後期モデルとは形状が異なります。
 

SONY DSC

こちらは ’71 Pickupのエンジンルームです。ドライバーズサイドのコウルパネルとウィンドシールドマウントパネルの結合部分付近にはホースもなく、穴もないことが確認出来ます。
 

引き続き、1966 Bronco Pickup “The shop truck” の詳細をご紹介して参ります。
 

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☆12月1日の展示車両☆

151113

1969 Ford Bronco “Patina Package”

1975 Ford Bronco Ranger

1976 Ford Bronco Sport

1977 Ford F-150

1979 Chevrolet K-10

ぜひお越しください♬♩

 

2015.11.29
テーマ:整備

リファインプロジェクトを進めております、1969 Bronco Patina Package No.2です。

DSC04395
大まかなパーツを外し終わったBronco、続いてはクリーニングに移ります。まずは泥や油などの汚れを高圧洗浄機で一気に洗い流します。

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下まわりはもちろん、フレーム内部やフェンダー内、エンジンルーム、フード裏なども細かいところまでしっかりと汚れを洗い流します。

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高圧洗浄機でのクリーニングが終了したら、続いては削りの工程。ツルツルの下まわりを目指して、高圧洗浄機では落とせなかった汚れや錆などを削り落とします。機械が入らないところはワイヤブラシなどを使いながらマンパワーでゴシゴシと。

DSC04420
全体的に削り工程が終わったPatina Package No.2です。この個体、汚れ具合の程度はかなり高かったのですが、一皮むいてみるとかなり良いコンディションが保たれていました。これならシャシーブラックの乗りも良さそうで、艶やかでツルツルな下まわりに仕上げられそうです。


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☆11月30日の展示車両☆

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2015.11.28

本日は月曜日に引き続き、1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” レストアプロジェクトをご紹介します。
 

151128写真(1)

インテリアショップにて作業中の1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” です。今週からはドアパネル及びリアクウォーターパネルの製作、カーペット貼り作業がスタートしています。
 

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151128写真(3)

Rangerトリムのスキームに則り、ブラウンのカーペットが敷き詰められていきます。
 

151128写真(4)

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センタートンネル部分からフロアパンにかけてはカーペットの下に、断熱材がしっかりと敷き込まれています。これがあるのと無いのでは暑い時期の快適性に大きな違いが生じます。
 
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結局、ドアパネルも一から製作されることになりウッドグレインのパネルをベースに、格子柄生地が貼り付けられました。この後、淵の部分がブラウンに染められ仕上げられます。
 

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リアクウォーターパネルもほぼ完成しました。あとはクロームモールディングを取り付ける作業を残すのみです。
 

オリジナルのRangerトリムの再生に取り組んでいる今回のプロジェクト、インテリアの完成まであと僅かとなりました。
 

引き続き、1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” のレストアプロジェクトをご紹介して参ります。
 

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☆11月30日の展示車両☆

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2015.11.27
テーマ:整備

整備を進めていました1988 Chevy V20 Suburbanをご納車いたしました。

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ご納車前日にまずは、インテリア&エクステリアのクリーニングを行いました。ボディのボリュームの大きいサバーバン。拭き上げるのもかなり手ごたえがあります。

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今までは整備のために取り外していたハブキャップも磨きをかけ、アルミならではの輝きを取り戻しました。ツルンッとした表面の仕上がりです。

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ハブキャップを取り付けるとこんな感じ。このSuburbanはHeavy Dutyスペックのため、16x6Jサイズのスチールホイールが取り付けられています。そのためハブキャップも15インチホイール用とは別物。ハブキャップ自体もラージサイズになっています。ハブキャップが備わると足もとの雰囲気変わりますね。

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そして本日。朝一での陸運支局到着を狙って早朝に弦巻を出発。東名高速道路が集中工事中ということもあり朝から渋滞していましたが、Suburbanでの高速道路走行は本当に気持ちがいいです。陸運支局までの道中はスムースかつパワフルな走りを堪能できました。

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今日は雲のない青空が広がる、絶好の納車日和となりました。やはりアメリカ車は青空が似合います。この陸運支局は米軍基地の近くにあることもありアメリカ人の出入りが多いんですが、そんな彼らにもこのSuburbanは人気者でしたね。そして、オーナーのS様にもSuburbanの仕上がりに満足していただくことができました。嬉しい限りです。

S様この度はありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!!


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☆11月28日の展示車両☆

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2015.11.26
テーマ:車両紹介

業界を震撼させたフォルクスワーゲンのディフィートデバイス問題、先週、EPA(米国環境保護局)が新たに3.0リッターV6ディーゼルエンジンにも同様のデバイスが搭載されていたと発表し、拡大の一途を辿っています。私が個人的にカリフォルニアにて所有する1台もどうやら対象となるようで、いつの間にか当事者となってしまいました。
 
残念な気持ちでいっぱいですが、いちVWファンとしてはしっかりと問題に対処し立ち直ってもらいたいものです。何しろ彼らの過去の作品には素晴らしいクルマがたくさんあるのですから。
 
151126写真(1)
ということでいつもお世話になっているインテリアショップで見かけた過去のVWを紹介します。1962 Type1 Convertibleです。ビートルのコンバは個人的に大好きなクルマの内の1台です。
 
151126写真(2)
151126写真(3)
この個体はソフトトップのリニューアル作業の為、入庫していました。こんなクルマでビーチ沿いをクルージングしたいものです。
 
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そしてこちらはゴルフ1のコンバです。スクエアなボディが特徴的な、この年代のゴルフは今となってはクラシカルでファッションアイテムとしても使えそうです。
 
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こちらの個体もソフトトップのリニューアルの為の入庫とのこと。
 
151126写真(7)
この個体のオリジナルプレートである、80’sのブループレートも保持されており、オリジナルコンディションを保った貴重な1台です。
 
これらの過去の偉大なクルマ達のためにもVWの復活を期待したいところです。

 

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☆11月27日の展示車両☆

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2015.11.25
テーマ:ミニカー紹介

先週のミニカー紹介に引き続き、GREENLiGHTの新作ミニカーをご紹介いたします。

 

2001年に公開された「JOE DIRT」は、8歳のときにグランドキャニオンに置き去りにされた“ジョー・ダート”が、親を探す旅に出るムービー。
貧乏だけど、人生に前向きな男が繰り広げる、おバカなドタバタコメディ映画です。

そんなJOE DIRTから劇中車が2台がラインナップされました。
 
GL_JOE DIRT_1979_Pontiac_Fireburd_TA1
GL_JOE DIRT_1979_Pontiac_Fireburd_TA2
GREENLIGHT HOLLYWOOD JOE DIRT 1979 Pontiac Firebid T/A
 
GL_JOE DIRT_1979_Pontiac_Fireburd_TA3
シルバーにボルドーのイーグルマスクが鮮やかな1台です。
先週ご紹介しました、トランザム7000の1977・1980式のブラックにゴールドのファイヤーバードとは、かなり印象が違います。
 
次にご紹介するのは、1969 Dodge Charger Daytonaです。
GL_JOE DIRT_1969_Dodge_chager_daytona1
GL_JOE DIRT_1969_Dodge_chager_daytona2
GREENLIGHT HOLLYWOOD JOE DIRT 1969 Dodge Charger Daytona
ジョーがアメリカ中を旅する際に乗っています。イエロー・ブルー・ホワイトの3色でつぎはぎされたような車です。
 
GL_JOE DIRT_1969_Dodge_chager_daytona3
実際に映画に登場するシーンがこちら。
ミニカーでも錆までかなり忠実に再現されています。

 

残念ながらこの映画は日本では未公開ですが、このミニカーで映画の世界を楽しでいただけたらと思います。

 

本日ご紹介したミニカーはBRONCO RANCHの楽天ショップでぜひ!!
 

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☆11月26日の展示車両☆

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2015.11.24
テーマ:整備

リファインプロジェクトを進めております、1969 Bronco Patina Package No.2です。

DSC04370
エンジンの大まかな作業が終了しましたので、ボディ&シャーシーの仕上げに取り掛かります。

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まずは下まわりから作業開始です。まずは、取り外せるものを全てBroncoから下ろします。

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DSC04375
フロント&リアの下まわりです。フロントアクスルはこれから取り外し。リアは燃料タンク、アクスル、リーフスプリングの取り外しが完了しています。これらの大物パーツがいなくなると下まわりがスッキリとしてクリーニングの作業効率もアップします。

DSC04369
こちらはリアアクスルハウジング。ディファレンシャルを抜いてギアの状態を確認。ハウジングの内部も完全にクリーニングを行います。

DSC04381
フロントアクスルの取り外し完了です。Broncoの下まわり、今はまだだいぶ汚れていますが、基本的にボディ同様乾燥している状態なので一皮むけばツルンとした下まわりに仕上げることができそうです。

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こちらはエンジンルーム。下まわり同様、フレームのクリーニングや配線のチェックなどを行っていきます。


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2015.11.23

本日は先週に引き続き、1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” レストアプロジェクトをご紹介します。
 
151123写真(1)修正
インテリアショップにて作業中の1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” です。
 
151123写真(2)
先週から製作中だったリアベンチシートが完成しました。
 
151123写真(3)
シートスキンを構成するパーツを一つずつ生地から切り出し縫製した100%ハンドクラフトのシートです。当然、手間暇はかかりますが、私共のRangerトリムを復元したいという情熱は時として実現困難な難題をも乗り越えます。このRangerシートもその結果生み出されたプロダクトの内の一つです。既製品を使ったレストレーションとは一味違う、クラフトマンシップを感じさせてくれるシートです。
 
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ベンチシートフレームもリペイントされており、美しい仕上がりです。
 
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先週までに仕上がっていたフロントベンチシートと合わせて、これですべてのシートが完成しました。残す工程はRangerトリムに則ったドアパネルとリアクウォーターパネルの製作とカーペット貼り、シートベルト取り付けのみとなりました。
 
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この個体分を含めて3台分を確保したオリジナルの格子柄生地も、無事に3台のRangerトリム再生に使われ、ご覧の通り、切れ端が残るのみとなりました。当初の予定通り使い切った感があります。本来なら、これでRangerトリムの再生プロジェクトは終了となるところですが、いつの日か再びオリジナル生地を探し出し、Rangerトリム再生プロジェクトを再度、実現したいと思います。
 
引き続き、1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” のレストアプロジェクトをご紹介して参ります。

 

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2015.11.22
テーマ:整備

リファインプロジェクトを進めております、1969 Bronco Patina Package No.2です。

シリンダーヘッド&シリンダーブロックともに準備が整いましたので両者をドッキングしました。
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シリンダーブロックにシリンダーヘッドを載せ、オイルパンを装着。各部をマスキングしてFord Blueへのペイントに備えます。

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マスキング終了後、エンジンを一気にFord Blueへと染めます。

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Ford Blueに染まった302cid V8エンジンです。天気がいいとと塗装のノリがよく、乾燥も早いので作業が捗ります。バルブカバーのペイントが雑に見えますが、コレは塗装用の部品なので心配いりません。

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正式なバルブカバーを被せる前に、オイルの循環を確認します。オイルポンプを人力で回して…

DSC01555
ロッカーアームからオイルが流れてくればOK。8気筒分16個のロッカーアームでオイルを確認できましたのでバルブカバーを被せ、他のパーツも取り付けていきます。

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バルブカバー&各種パーツを取り付けました。ここでひとまずエンジンの作業はお休み。続いてボディの仕上げにかかります。このエンジンはエンジンルームの作業が終了し次第Broncoへと戻します。


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2015.11.21

本日は1975 Bronco Ranger “Hot Ginger” レストアプロジェクトをご紹介します。
 
151121写真(1)
今週はフロントバケットシートとリアベンチシート製作が進められました。そしてドライバーズシート、パッセンジャーズシートが完成しました。
 
151121写真(2)
文句の付け所がない完璧な仕上がりです。
 
151121写真(3)
151121写真(4)
それぞれのステッチワークも丁寧な仕事を確認することが出来ます。丁寧な作業の積み重ねが全体のクウォリティを高めていることがお判り頂けると思います。
 
151121写真(5)
シートバックパネルもRangerトリムのスキームに則り、綺麗に染められました。
 
151121写真(6)
リアベンチシートの座面部分も出来上がりました。こちらも綺麗な仕上がりです。
 
151121写真(7)
こちらはリアベンチシートのバックレスト部分の格子柄生地とフォームです。シートスキンを縫い合わせて形にしていきます。
 
151121写真(8)
リアベンチシートフレームもこの後、リペイントを施しリフレッシュします。
 
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