新たにリファインプロジェクトをスタートさせた、2001 Land Cruiser 76です。
今回デモカーとして入手したのがこちら。フルオリジナルの状態を保っているLand Cruiser 76 “ナナマル”です。ナナマルは2004年の7月に国内販売が終了して間もなく17年が経とうとしていますが、未だ根強い人気を保っている車種です。しかも、今回はナローボディをゲットすることができました。
ワンオーナー、で66,800kmとローマイレージの個体です。
インテリア各部も綺麗な状態を保っていて、大切に扱われてきたことが窺い知れるコンディションを保っています。
エンジンは4.2リッター直列6気筒ディーゼルの1HZを搭載。低速域から太いトルクを発生するとても扱いやすいエンジンです。ご存知の方も多いと思います。
このナナマルを世田谷へと招くべく、ローダー弦巻号で迎えに行ってきました。
そして、無事にGarage弦巻に到着。これから”弦巻Special”仕様へとリファイン作業を進めていきます。
引き続きLand Cruiser 76の作業の模様をお伝えします。
GW休暇のお知らせ
Garage弦巻 & Bronco Ranchならびに楽天ショップは、5月1日(土)から5月5日(水)までをGW休暇とさせていただきます。
休暇中に頂きましたご注文・お問い合わせは5月6日(木)より順次ご対応させていただきます。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
東京都世田谷区世田谷1-47-2
http://bronco-ranch.com
TEL:03-6413-1531
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Vintage 4×4 Automobile
Factory Garage弦巻
東京都世田谷区弦巻3-30-7
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FAX:03-6413-1532
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☆Bronco Ranch & Garage弦巻では、日曜日・祝日にご来店を希望される場合完全予約制にてご対応させていただきます。ご来店を希望される場合はお手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
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☆5月6日の展示車両☆
1966 Ford Bronco
ぜひお越しください♬♪


本日は、1973 “Green” Baja Broncoのリファインプロジェクトの様子をご紹介します。本日はインテリアの作業メニューです。
インテリアはオリジナルコンディションを保った現状をベースにリファインしていきます。前オーナーによって張り替えられたフロントバケットシートのシートスキンはシートフォームと共にNewパーツへと交換します。
オリジナルのドアパネルはボードのみ交換し再生します。アームレストは雰囲気を壊さないよう、敢えてオリジナル品を再利用します。
ダッシュパットも所々に亀裂が入っていますが、アームレストと同じ理由でオリジナル品を再利用します。
今回のインテリアのプロジェクト最重要課題はこちらのブロンコマットの再生です。しかし、ドライバーサイドを中心に損傷は激しく、所々に穴が開いてしまっています。貴重なスポーツブロンコマットを再生すべく、手法を模索していきます。
腐食により穴が開いたフロアパンはNewパネルへと貼り替えます。
パッセンジャーサイドはドライバーサイド程の損傷はなく、比較的綺麗な状態です。
そしてル前オーナーによって取り付けられたルーフレールを外すべく、ヘッドライナーは一旦、剥がすことから、こちらもついでにNewヘッドライナーへと貼り替える予定です。
レストアプロジェクトを進めている1969 Bronco Sportの作業の模様をお伝えします。
シリンダーブロックから抜いたピストンの作業を進めます。
まずは1本ずつクリーニングをしながら各部の状態を確認。各部の汚れ、上面に付着していたカーボンも綺麗に洗い流しています。
続いて、ピストンリングを取り付けていきます。8本それぞれにピストンリングを組み込んで、ピストンのメンテナンス作業は完了。シリンダーブロックへと戻るときを待ちます。
こちらの302cid Windsorエンジンはもちろんオリジナルエンジン。シリンダーブロックやバルブヘッド、インテークなどの主要パーツはオリジナル品を生かしリビルトし、電装パーツなどの消耗パーツはNewパーツを使い再生します。
オリジナルの証であるシリアルナンバー入りのラジエターもフレームはそのままにコアのみ交換し再生します。
C-4トランスミッション、トランスファーケース共にオリジナル品をリビルトします。ドライブシャフトもリビルトする予定です。
フロントサスペンションは全てのブッシュ類をNewパーツへと交換し、経たりの見受けられるスプリング、ダンパーもNewパーツへと交換します。
劣化しているボディマウントも全てNewパーツへと交換します。腐食しているフロアパンもNewパネルへと貼り替えます。
エキゾーストラインも腐食が見受けられるため、全てリニューアルする予定です。マフラーはこの時代を象徴するグラスパックを新調します。
リアサスペンションはフロント同様、全てのブッシュ類をリニューアルし、リーフスプリングもNewパーツへと交換します。マフラーエンドももちろん新調されます。
シリンダーヘッドに続いてはシリンダーブロックの作業開始です。
フリーズプラグを打ち換えました。今まで使用していたフリーズプラグを外して、プラグホールをクリーニング中。
クリーニング後、各部にオイルを馴染ませておきます。
コチラがエンジンから取り外したフリーズプラグ。なかなかの汚れ具合です。
そして、新しいフリーズプラグを打ち込みました。
青い空と青い海、そしてFalcon。良く似合っていますね。とても気持ちが良さそうです。夏にはカーゴスペースにボードを積んでサーフィンに行かれる予定とか。楽しそうな絵が思い浮かびます。
各バルブの摺りあわせを行い…
摺り合せ完了後、コンパウンドなど付着物のクリーニングを行いました。
続いての作業は、シリンダーヘッドへのバルブ取り付けです。バルブスプリングとコッターの準備もOKです。
全ての気筒分、インテーク&エキゾーストバルブの取り付けが完了しました。



