1977 Chevy K-10 – ご納車に向けて Vol.1

ご納車に向けて整備中の1977 Chevrolet K-10です。

Mariner Blueが美しいこのK-10、PickupそしてBlueが好きな自分にはとても魅力的に映る1台です。そして、やっぱりこれだ! とご購入を決めていただいたH様へのご納車ヘ向けて準備を開始しました。

まずはドアまわりのシール類の交換から。インナートリムを外すところから作業開始です。

こちらが外したインナードアトリム。ひび割れもなく、ポケットのゴムもしっかりとしていてとてもいい状態を保っています。

ウッド調トリムやモールも綺麗です。それにしても、Pickup=働くクルマを連想させないお洒落な造り込みですよね。自分の乗るK-10にはない装飾なのでちょっぴり羨ましく思います。エクステリアのデザインももちろんですが、このようなインテリアの細かな造り込も60～70’sのアメリカ車ならではの特徴です。

ドアの内側は埃こそ被っていましたが掃除をすると…綺麗な地肌が姿を現しました。このようなところでもクルマの状態を知ることができます。このK-10はナイスボディを保っていますね。元に戻す前には、ウィンドウレギュレーターやドアオープナーのグリスアップなども行います。

そして、今回はベントウィンドウのシールも交換するためドアから取り外し。ガラスのないすっきりとした状態になりました。

K-10から外したベントウィンドウのフレームです。ガラス部は取り外し済み。

こちらがベントウィンドウ＆サイドガラスまわりのニューパーツです。今まで着いていたものはプラスチックのようにパリパリの状態…。新品はしっかり弾力があります。

シール交換の作業と並行して灯火類の改善も行いました。アメリカ仕様のままでは残念ながら日本の道路を走ることができませんからね。

引き続き1977 Chevy K-10の作業を進めます。

※ガレージ弦巻では決算ＳＡＬＥを開催中です。