今年はブロンコにとって50周年ということで、毎年、4月に開催されるFordフリークの為の西海岸最大のイベント、Fabulous Fords Foreverでの主役はブロンコ以外にあり得ません。
毎年、私共もこのイベントに参加していますが、今年は記念年に相応しい内容の展示にしたいという思いで昨年からあれこれと企画を練って参りました。そして辿り着いた結論はブロンコの1stモデルである、’66 モデルを2台持ち込むというものでした。その計画に基づきまず購入したのがこちらの ’66 Bronco Pick-upです。
’66 モデルには前期型と後期型が存在しており、このピックアップは ’65年9月に製造されたごく初期のプロダクションとなります。
’66 モデル前期型のボディは最初の2か月間(1965年9月・10月)のみ、当時の大手ボディコンポーネンツサプライヤーであった、Budd Company によって製造されていたことから、Budd Bodied Bronco と呼ばれ、’66 モデルの中でもそれ以降に製造されたブロンコとは区別されレアアイテムとして取引されています。こちらの個体はそのBudd Bodied Bronco で当時のオリジナルペイントを維持したとても貴重な1台です。搭載されるエンジンは170cid の直6となります。ちなみに289cid V8が設定されたのは ’66 後期型となる ’66年4月以降のことでした。
そして次に私共が入手したブロンコがこちらの ’66 Broncoです。ヤレタSpringtime Yellowのボディが良い味を出しているこちらの個体は、’66年5月に製造された後期型 ’66モデルで搭載されるエンジンは289cid V8となります。オリジナルの289 V8 ブロンコは ’66モデルに限らずレアな存在なのですが、’66後期型は4月から8月までの正味4ヵ月間しか製造されておらず、更にレアな存在であると言えます。
ボディペイントは一度リペイントされており、リアフェンダーはカットされていますが、フロントグリルやフードなどその他のパネル類はすべてこの個体のオリジナルパネルで、今年で製造後50年経過するクルマとはとても思えないグッドコンディションを維持しています。
こちらの ’66後期型ブロンコは4月のイベントに向けて、オリジナルの状態へと戻すレストア作業を現在、急ピッチで進めています。
’66前期型と後期型のブロンコ2台をFab Fordsに持ち込む今回の企画、引き続き、プロジェクトの内容をご紹介して参りたいと思います。
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☆2月2日の展示車両☆
1969 Ford Bronco “Patina Package”
1975 Ford Bronco Ranger
1977 Ford F-150
1988 Chevrolet K-5
1990 TOYOTA Land Cruiser FJ62V
ぜひお越しください♬♩