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2014.11.13
テーマ:event

本日は月曜日に引き続き、2014 SEMAの模様をご紹介します。
 
本日から数回に分けて、今回のSEMAで展示されていたブロンコ達を紹介したいと思います。ブロンコはすべて網羅する予定です。
 
141113写真(1)
まずはこちら、PAINLESSのブースに展示されていたカスタムブロンコです。この個体はバハレーサーをモチーフとしており、その作りこみはかなり手が込んでいる1台で、アメリカのブロンコ界でも有名な個体です。制作したのはELITE BRONCOS。5年ほど前でしょうか、この個体のプロジェクトがスタートして以来、数々の媒体で紹介されています。
 
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ガチガチに補強された6ポイントロールケージにBig Oly風のアルミ製ルーフが載せられています。やる気モード全開ですが、本物のレーサーと比較すると、ロールケージの直径が細いなど、あくまでも展示目的のカスタムトラックであることが分かります。
 
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インテリアも一通り手が入れられており、オリジナルの面影はありません。ゲージクラスターはすべてカスタムメイドで、センターコンソールが制作されその上にシフターが移設されています。
 
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装着されているシートはマスタークラフト製フルバケットシートで、同じくマスタークラフトのシートハーネスが組み合わされています。こちらはファブリック生地がかなり快適そうで、我々も一度試してみたいと思える一品でした。
 
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エンジンはRaymondによって組まれた5.0 Cobra Motorで、Roller Schneider CamやForged PistonsがARPボルトによって組まれ、Polished Eddlebrock Intakeが載せられています。組み合わされるキャブはHolly製4バレルで、ヘダースはJBA、ワイヤリングハーネスはもちろんPainless、補器類もMSD製デュアルピックディストリビューター、ハイトルクスターター、Eddelebrock Electric Fuel Pump、Locker Billet Dipsticksなどが装着され既にお腹いっぱいの状態です。
 
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サスペンションはスプリングハンガーが移設され、FOX製Bypass Shockが装着され、TLRレーシング製Tim’sカスタムラジアスアームブラケットにはユニボールが組み合わされています。シャックルやトラックロッドなどもすべてカスタムメイドに変更されており、トランスミッションブラケットやステアリングギアボックスがマウントされるフレームは補強されています。
 
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リアサスペンションもロングストローク化するために、ロールゲージに直接FOX製Bypass Shockシステムがマウントされており、高い走破性を実現していそうです。オリジナルスタイル重視の我々としては”やり過ぎ”感がどうしても付きまといますが、ここまでくると”天晴”ですね。
 
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こちらのブロンコはHeatshield Productsというヘダースなどに使う耐熱マテリアルを扱うメーカーのブースに展示されていました。前後オーバーフェンダーとグリルが樹脂系コーティングされていますが、これは好みが分かれるカスタムですね。個人的にはフロアならともかく、フェンダーをコーティングする意味が分かりません。
 
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ヘダースに巻かれたマテリアルが彼らの商品なのでしょう。ブロンコはエンジンルームのスペースが狭く、熱がこもりがちですので、オーバーヒート対策としては有効なアイテムなのかもしれません。ぜひ試してみたいですね。A/Cコンプレッサーが目立ちますが、このオープントップのスタイルでエアコンが必要とは思えません。
 
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インテリアも一通り手を入れられています。本来ならゲージクラスターが収まる場所がエアコンのダクトになってしまっています。
 
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そしてFOXのブースに展示されていたのが、既におなじみとなったICONブロンコです。こちらのモデルは”Baja Roadster” と名付けられたモデルでやはりオフロードレースを意識した1台となっているようです。
 
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ICONモデルは今となっては見慣れてしまいましたが、その完成度は高く、見る度に感心してしまいます。1台持っていてもいいなといつも思いますが、そのお値段がそう気楽にはさせてくれません。
 
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ブロンコ最大の特徴ともいえる、フロントグリルを作り替えてしまうそのスタイルには賛同しかねます。これはN氏も同じ意見でしたが、ブロンコ特有の温かさが失われているような気がしてなりません。
 
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インテリアはICON独自のオリジナルパーツをふんだんに盛り込み、綺麗に仕上げられています。もはやこのスタイルが定番と化しているあたり、さすがです。
 
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サスペンションはDana 60/40(Open front, Rear Limited slip)をベースにラジアスアームやトラックロッドなど独自のパーツが組み込まれています。組み合わせるショックアブソーバーはもちろん、Fox Racing ShoxのCoil-Over Reaervoirです。
 
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エンジンはマスタングGT用のFORD COYOTE 5.0 MOTORです。412HP/390LB-FTを発揮し、パワフルかつ信頼性の高さを実現しています。組み合わされるドライブトレインはAtlas Ⅱ+ Aisin-Wamer製5 Speed Transとなっています。一度試乗してみたい1台ですね。
 
引き続き、2014 SEMA SHOWの様子をご紹介して参ります。

 

アーリーブロンコ専門店

Show Room Bronco Ranch

東京都世田谷区世田谷1-47-2

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FAX:03-6413-1532

e-mail:inquiry@bronco-ranch.com

 

Vintage 4×4 Automobile

Factory Garage弦巻

東京都世田谷区弦巻3-30-7

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TEL:03-3425-7313

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e-mail:inquiry@garage-tsurumaki.com

 

☆Bronco Ranch&Garage弦巻は日曜日を定休日とさせていただいておりましたが、今後完全予約制にてご対応させていただきます。日曜日ご来店を希望されるお客様は、お手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。

 

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☆11月14日の展示車両☆

 

141111

1976 Ford Bronco Sport

1977 Ford Bronco Sport

1976 GMC Suburban

1986 GMC Jimmy

1989 GMC Suburban

1979 Chevrolet K-10

1988 Chevrolet V20 Suburban

 

ぜひお越しください♬♩