本日は月曜日に引き続き、2016 SEMA SHOWレポートをご紹介します。本日も気になった “Rat Rod” をご紹介します。
こちらはAUTO METERのブースに展示されていた1949 FORD F1です。
ノンレストアのボディは複数のボディカラーが交錯しており、この個体が何度かオールペイントによってエクステリアカラーを変えられてきた歴史を確認することが出来ます。それぞれのペイントが絶妙に剥がれていて良い風味を出しています。
この個体の最大の特徴はヤレたボディに似合わない、このCummins製コモンレール式ディーゼルユニットです。ツインターボユニットを備えピークパワーは1200馬力超という強烈なパワーユニットなのです。
コックピットの主役はAUTO METER製アナログメーター。オリジナルのダッシュパネルと見事に調和していますね。
シートはドアパネルをイメージしたアルミ製のワンオフで、このインテリアのスパルタンな雰囲気の大元になっています。
オリジナルのカリフォルニアブラックプレートを保持しています。
ベッドにはエンジンルームに納まりきらなかった冷却システムとフューエルタンクが設置されており、その間を突き抜けるように生えたマフラーが何ともスパルタンです。ここから黒煙を吐いて走る姿を容易に想像することが出来ます。
そしてこちらはROUSHのブースに展示されていた1949 FORD F1です。この個体を製作したのはディスカバリーチャンネルの人気番組でお馴染みの、テキサス州フォートワースに所在するKC’s Paint ShopでオーナーのKC Mathhieuは12歳の時に初めてのオールペイントを手掛けたという強者です。
ボディはノンレストアのPatinaスタイルですが、搭載されるエンジンはスーパーチャージャーで武装されたROUSH製のFord Coyote V8エンジンで、600馬力を超える出力を支えるためサスペンションも最新の技術を駆使して作り上げられています。
Patinaのボディに合わせ、敢えてフラットシルバーのホイールを選択しているあたり、センスの高さが伺えますね。
インテリアもアナログメーターをチョイスするなど、レーシーなこの個体のコンセプトに合わせてセンス良く仕上げられています。
こちらは屋外に展示されていた1951 FORD F100です。
こちらもボディはノンレストアのPatinaスタイルですが、搭載されるエンジンは最新の3.5リッターEco Boostエンジンで、ホットロッドマシンとしては異色のチョイスとなっています。
このロワードを実現するためにフレームは完全なワンオフで、後部に備え付けられたエアーリフトキットによって走行を可能にしています。
Patina仕様のエクステリアに似合わず、インテリアは綺麗にアップデートされており、最近のRat Rodブームに完全に乗り切れていない中途半端な1台という印象ですね。
引き続き、2016 SEMA SHOWレポートをご紹介して参ります。
冬季休暇のお知らせ
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☆12月16日の展示車両☆
1968 Ford Bronco
1971 Baja Bronco Santa Barbara
1977 Ford F-150