本日は昨年ご紹介した、新たにスタートさせるNew Project、第一回目です。
1970 Bronco Sportです。実は昨年、クリスマス前にボディショップに一度持ち込んでおり、本来であればとっくにプロジェクトがスタートしているはずでしたが、この冬カリフォルニア州を襲っているエルニーニョ現象によるストームが年末から年明けにかけて襲来していた影響で、一度、倉庫へと避難させていました。そして今週末からやっと作業開始の手筈が整った次第です。
まずはこのプロジェクトの為に発注しておいたパーツをご紹介します。こちらはウェザーストリップ類です。私共のプロジェクトでは毎回必ずすべてのウェザーストリップをNewパーツへと交換します。カリフォルニアでのボディワーク時に基本は交換しますが、弦巻到着後、シャワーテストの結果、再度、Newウェザーストリップへと交換するケースもしばしば。カリフォルニアと東京では気候が違う為、職人の認識も当然違ってきます。カリフォルニアでOKでも東京ではダメという事が頻繁に起こるのです。そもそもオープンボディにハードトップを載せただけのブロンコの構造上、この無駄は致し方無いものだと割り切るしかありません。
エンブレム・各ベゼル・各レンズ類もNewペイントに合わせてリニューアルします。
こちらはリニューアル済みのパーキングブレーキペダルです。このペダルが破損しているケースはよくある事なのですが、このパーツ、リプロ品が存在せず、毎回、探すのに苦労する入手困難パーツです。
こちらはパッセンジャーサイドのリアウィンドウクロームの一部です。このパーツだけ失われていたため中古パーツを探し出しました。
こちらがパッセンジャーサイドの失われたウィンドウクロームの部分です。
インナーキックパネルとインナーフェンダーエプロンは腐食している個体が多いのですが、この個体もやはり交換が必要でしたので取り寄せました。
こちらはフロアパンです。今回のプロジェクトではドライバーズサイド、パッセンジャーサイド共に貼替え作業を行います。
こちらはボディクロームモールディングです。今回はすべてのモールディングをNewパーツへと交換します。
こちらはグリルクロームモールディングです。こちらもNewパーツへと交換します。
前後のクロームバンパーもNewパーツへと交換します。
以上がボディのリニューアル作業開始前に入手したパーツです。今後、プロジェクトが進行していくにつれて追加パーツが発生していくことは言うまでもありません。中には入手が難しいパーツも多々ありますのでスムーズにレストアプロジェクトを進めていくにはパーツの調達能力が非常に重要になってくるのです。パーツがない=作業ストップという結果になり、どんどん職人の人件費が嵩んでいきますのでコスト管理という意味合いにおいてもパーツの調達はプロジェクトのキーポイントとなります。
引き続き、1970 Bronco Sportのレストアプロジェクトをご紹介して参ります。
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☆1月15日の展示車両☆
1969 Ford Bronco “Patina Package”
1975 Ford Bronco Ranger
1977 Ford F-150
1988 Chevrolet K-5
1990 TOYOTA Land Cruiser FJ62V
ぜひお越しください♬♩