ご納車に向け整備中の1969 Mustang Mach1、引き続きエンジンオーバーホールを中心に作業を進めております。
前回のブログではタイミングチェーンの取り付けまでをお伝えしました351W V8エンジンに、ニュータイミングカバーとニューウォーターポンプを装着しました。
続いて、エンジンをグルリとひっくり返してオイルパンを取り付けます。まずはガスケットを定位置に置いて…
オイルパンを被せボルトで仮止め。この後それぞれのボルトを閉め込んでいきます。オイルパンは金属の地が出るまで磨いておきました。
続いてシリンダーヘッドの作業に移ります。今回はインテーク&エグゾーストのバルブもニューアイテムへと交換するため、まずはフィッティングをチェックしてすり合わせの作業へと移ります。
すり合わせはバルブとシリンダーヘッドとの密着度を高めるために必要な作業工程です。特に今回はニューバルブを使用するため通常よりも念入りに行います。
粗さの違う2種類のコンパウンドを使いながら、吸盤付きの工具を用いでバルブを回しながらシリンダーヘッドとの当たり面を整えていきます。最初はゴリゴリと聞こえてくる音がシャッシャッという音に変わってきたらコンパウンドが役目を果たしている証拠。あとは視覚と指先の触感で仕上がり具合を確認します。
クルクルとバルブを回すこと16本、それぞれ綺麗な当たり面を作り出すことができました。
バルブのすり合わせが終わり、両バンクのシリンダーヘッドにバルブスプリングを装着し、シリンダーブロック上へと戻します。
シリンダーヘッドガスケットを敷いて…
慎重にシリンダーヘッドをブロック上に載せ、規定トルクでボルトを締め固定しました。
両バンクにシリンダーヘッドが戻りました。だいぶエンジンらしい姿を取り戻してきました。メカメカしさがいい感じです。この姿をいくら眺めていても飽きることがありません。
引き続き1969 Mustang Mach 1の整備を進めてまいります。
GW休暇のお知らせ
Bronco Ranch & Garage弦巻、楽天ショップは5月3日(日)から5月6日(水)までをGW休暇とさせていただきます。
休暇中にいただきましたお問い合わせ・ご注文は5月7日(木)より順次ご対応させていただきます。よろしくお願いいたします。
アーリーブロンコ専門店
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☆Bronco Ranch&Garage弦巻は日曜日を定休日とさせていただいておりましたが、今後完全予約制にてご対応させていただきます。日曜日ご来店を希望されるお客様は、お手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆4月13日の展示車両☆
1972 Ford Baja Bronco
1975 Ford Bronco Ranger
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford F-150
1986 GMC Jimmy
1979 Chevrolet K-10
1988 Chevrolet V20 Suburban
ぜひお越しください♬♩