1977 Bronco Sport – 配線の点検＆補修

ガレージにて整備を進めております1977 Bronco Sport。ブレーキまわりやキャブレターをリフレッシュした後は、オリジナル配線のチェックを行います。

まずはフロントからリアへと電気を伝える配線から。導通をチェックしたのち、不具合のあった部分を補修していきます。

こちらはエンジンルーム内を這っている配線です。主に、電気をイグニッションコイルへと運ぶ重要な配線のひとつです。こちらもテスターを使って1本1本導通をチェック。今回はイグニッションコイルカプラーに不具合が見つかり新品へと交換しました。結構な本数あるので大変な作業ですが、40年近く経つ配線ですのでこのようなチェックは欠かせません。仮に導通の不具合が出た場合は、まるまる引き直しとなります。

こちらが今回退役となるイグニッションコイルカプラー。40年近くお疲れ様でした。このようなパーツでもまだまだ新品が出ますので、アーリー・ブロンコは安心して乗っていただけます。

点検＆補修の終わった配線はそれぞれのパートにまとめられ元の場所へともどしました。こちらはエンジンルームないの配線を引き直しているところです。イグニッションコイルカプラーも新品が備わり、あとはエンジンを載せた時にコイルとつなげれば完成です。