2016年1月、前オーナーから’67 “Baja” Roadsterを入手した後、2018年3月にこのレストアプロジェクトはスタートしました。こちらはプロジェクトスタート前の”Baja” Roadsterです。
目指した完成形はこちら、LAのフォードディーラーにパーツマネージャーとして勤務していたファーストオーナーがモディファイを施し、シエラネバタでオフローディングを楽しんだ、1967年当時の姿でした。
レストアを担当したのはノーザンカリフォルニア在住のBaja Broncoスペシャリスト、Andrew Norton氏。
オリジナルカラーである鮮やかなPoppy Redのエクステリアカラーを取り戻し、抜群の存在感を誇る姿へとレストアされました。
オリジナルの289cid エンジンもオリジナルオーナーがShelby製Hi-poパーツを惜しみなくインストールした当時の仕様へと美しく仕上げられました。
そしてフロントから、
リアエンドまで、見えない部分もオリジナルパーツを基本にリプレイスメントパーツもNOSパーツに拘り、オリジナル度の高い仕上がりとなっています。
インテリアもStroppe Bajaステアリングホイールを再生するなど、マニアも羨望の仕上がり。
シートスキンは’67年のみに採用された横ステッチのパーチメントスキンをワンオフで製作。ロールケージもオリジナル品を丹念に再生し、当時の手法でロールケージパッドを装着しました。NOSパーツの入手過程やいくつかの工程で手間取ることもありましたが、無事に完成させることが出来ました。
全75回に渡ってご紹介してきた、1967 Bronco “Baja” Roadsterのレストアプロジェクトも今回で最終回となりました。手間暇かけた甲斐あってとても完成度の高い一台をへと仕上げることが出来ました。Bill Stroppeが1971年にBaja Broncoをプロデュースする4年も前に手掛け、Baja Broncoの礎になったとも言える、歴史的な一台、”Baja” Roadster。完璧な形で今、ここに蘇ったのです。
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本日は先週に引き続き、1967 Bronco “Baja” Roadsterのレストアプロジェクトの様子をご紹介します。
1967 Bronco “Baja” Roadsterがレストアを終え、遂に完成しました。そしてレストアを担当したAndrew Norton氏の手によって、納車されました。
手間暇かけた”いつも通り”の作業によって、オリジナル度の高い美しい仕上がりを実現することが出来ました。
オリジナルカラーであるPoppy Redのエクステリアペイントが復活し、’67年当時の姿を取り戻しました。
そして倉庫へと納まった’67 “Baja” Roadster、Poppy Redの鮮やかなエクステリアカラーがガレージに彩を加えます。
サンバイザーも取り付けられています。
そして最後に”FORD” グリルレターがブラックに塗られ、
テールゲートの”FORD” レターもホワイトにペイントされました。こちらはオリジナルのペイントの風味を再現すべく、刷毛塗りされています。
まずはリアシャフト、トランスファーケースに連結されます。
そして連結されました。ドライブシャフト取り付け後、マフラーパイプも取り付けられました。
こちらはリアエンド、しっかりと連結されています。
そしてフロントサイドも、
しっかりと連結されました。
そして取り付けが完了しました。こちらはフロントバケットシート、
こちらがリアベンチシートです。オリジナルパーツを惜しみなく投入することで、1967年当時の姿へと徐々に近づいて行きます。
レストアプロジェクトも大詰めを迎え、完成に向けてインテリアの細々とした作業が行われました。こちらはダッシュボード内蔵スピーカーを保護するためのRadio Spaeker Coverです。オリジナル品が綺麗にレストアされました。
この位置に取り付けられます。
先週はリファインされたリアベンチシートが取り付けられました。
ブロンコのリアベンチシートは大きく分けると前期型と後期型に分けられます。’67年式は前期型、素材色はパーチメントとなりますが、前期型のシートファブリックはリプロ品が存在しないため、今回はオーダーメイドで製作しました。
後期型との相違点はこの小柄なアームレストとシートスキンのステッチ方向です。ステッチは前期型は横方向、後期型では縦方向となります。
先週までにフューエルタンクの設置が完了し、
作業はエンジンルームへと移り、



