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2016.11.06
テーマ:event


本日は昨日に引き続き、2016 SEMA SHOWレポートをご紹介します。本日はFORDブースです。

写真(1)
今年のFORDブースの主役は今年のルマン24時間レースにおいてLM GTE Proクラスを制した、FORD GTと50年前の1966年のルマンを制したFORD GT40 Mk.Ⅱでした。こちらは1966年のウィナー、GT40 Mk.Ⅱ、Shelbyが走らせた2号車です。

写真(2)
この年のルマンではFORDはFerrariを打ち負かすため、8台ものGT40 Mk.ⅡをShelby、Holeman & Moody、Alan Mann Racingの3チームからエントリーさせました。物量作戦に出たのです。その作戦が奏功しFORDは見事に1-2-3フィニッシュを達成したのでした。

写真(3)
ゴールの際、FORDは同一ラップのShelby1号車、2号車、続いて2周遅れのHoleman & Moody 5号車を3台横並びにゴールさせ、記念写真を撮影するというプランを立てますが、誤って2号車が1号車よりも先にゴールラインを通過してしまい、このブラックの2号車がウィナーとなったのはあまりにも有名なエピソードです。50年前のレースカーですが、GT40のリアビューは迫力があります。

写真(4)
そしてこちらが今年のルマンLM GTE Proクラスのウィナー、Chip Gunassi Racingが走らせたFORD GTです。レースをフィニッシュした時のままの状態でディスプレイされていました。きっとこのままの状態で保存されるのでしょう。うっかり汚れを落としてしまったら大変です。

写真(5)
今年のルマンでも50年前と同じく、ライバルはAF Corseが走らせたFerrariだったというのはなんという因縁でしょうか。

写真(6)
レース中に負ったダメージもそのままの状態です。リタイヤすることなく24時間を走り切ったクルマ、かなりの幸運の持ち主であることは間違えありません。

写真(7)
FORDはGT4規格のレース参戦を目的に開発したMustang GT4も展示していました。

写真(8)
ベースとなったのはShelby GT350R-Cです。5.2リッターV8エンジンと6速パドルで操作するシーケンシャルミッションが組み合わされています。

写真(9)
カーボン製のリアウィングが取り付けられるなど、エアロダイナミクス性能も向上しています。

写真(10)
必要のないものは取り外されたレーシーなコックピットですが、作りは雑でこのSHOWに無理くり間に合わせた感がありますね。

写真(11)
タイヤはコンティネンタル製のスリックです。

引き続き、2016 SEMA、FORDブースの様子をご紹介して参ります。


アーリーブロンコ専門店

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☆11月7日の展示車両☆

161024

1969 Ford Bronco “Patina Package”

1975 Ford Bronco Ranger(Wimbledon White)

1975 Ford Bronco Ranger(Hot Ginger)

1977 Ford F-150