先月、2014 SEMA SHOWを観るためLas Vegasを訪れた際、ついでに近くにあるShelby American Museumに行ってきました。
Museumと言ってもそれほど大規模なものではなく、Shelbyの工場内に歴代のShelby達がディスプレイされており、ツアーに参加するとベテラン社員の解説の元、展示スペースと工場内を見学できるというものでした。
屋内に入るとまずはShelbyグッズを販売する売店と現行のラインナップの展示から始まります。
そしてMuseumの入り口で迎えてくれる展示がこちら、1962 Shelby Cobra CSX 2000 “The One” です。
こちらの個体はAC Aceをベースに最初に作られたCobraで、新車時からCarroll Shelbyが所有し続けた1台で、世界で最も価値のあるShelbyと言われています。
初期型の特徴である、260Cid V8エンジンを搭載しすべてにおいてオリジナルコンディションを保っている1台とのことで、Shelbyが自動車ブランドとしてスタートした記念すべき1台なのです。
スモールブロックエンジンを搭載したナローボディのCobraは1962年から1965年までの間に合計655台が製造されました。ワイド化されビックブロックエンジンを搭載した後期型もCobraらしいのですが、個人的には前期型のナローの方が好みです。
こちらは1965 Shelby GT350 Streetです。289Hi Poエンジンを搭載したGT350は’65年に562台、’66に2380台が製造されました。同じGT350でもその製造台数の少なさから、’65モデルの方が遥かに高値で取引されています。
そしてこちらは1966 Shelby GT350 Convertibleです。GT350のConversionモデルはCarroll Shelbyによって1982年に12台のみが製作されました。この個体はその内の1台でCarroll自身が所有していた個体とのこと。
艶やかなブラックペイントが特徴的なこちらの個体は1968 Shelby GT350です。この年のNew York Showでビックブロックエンジンを搭載したGT500KRもデビューしており、GT350はこの年、803台のみが製造されました。この個体はLos AngelesのオリジナルオーナーからShelby Americanが買い戻した個体とのことで、GT350でありながら、GT500KRのスタイリングが与えられた珍しい1台とのこと。
壁面には当時の写真が多数ディスプレイされており、見ていて楽しめます。この日も多くのShelbyファンがツアーに参加していました。解説者による当時の逸話に熱心に耳を傾けていました。
50th Anniversaryモデルのナロー仕様のCobraもディスプレイされていました。AC Aceの面影を色濃く残す、ナローCobraが今なら新車でオーダー出来ます。
引き続き、Shelby American Museum訪問時の様子をご紹介して参ります。
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
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☆Bronco Ranch&Garage弦巻は日曜日を定休日とさせていただいておりましたが、今後完全予約制にてご対応させていただきます。日曜日ご来店を希望されるお客様は、お手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆12月9日の展示車両☆
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford Bronco Sport
1977 Ford Bronco Sport
1976 GMC Suburban
1986 GMC Jimmy
1989 GMC Suburban
1979 Chevrolet K-10
1988 Chevrolet V20 Suburban
ぜひお越しください♬♩