本日は現在、ノーザンカリフォルニアで進行中の1967 Bronco “Baja” Roadsterのレストアプロジェクトの様子をご紹介します。
本日も使用するパーツのリファイン状況についてご紹介します。こちらはこの個体のオリジナル品のダッシュパネルですが、前オーナーによって濃いグレーにペイントされ、メーター類やオーディオをインストールするためにかなり大きな穴が開けられています。
’67年式の厄介なポイントの一つはダッシュパネル上のスイッチ類の配置、カラーコードが他の年式と異なることです。’66年式は’67年式と形状は同一ですが、灰色に近いグレーでカラーは異なります。’67年式からは一見、ウィンブルドンホワイトのような色となりますが、実はウィンブルドンホワイトとは異なり少しグレーが入っているのです。’68年式以降の完全にハードトップと同色のウィンブルドンホワイトと見分けられる人はかなりのブロンコマニアなのですが、今回はオリジナルに忠実に、ウォームグレーのダッシュパネルを再現します。
オリジナル品のリペアが困難であったため、今回は同じ’67年式のダッシュパネルを見つけ出し使用することにしました。こちらが今回、用意した’67ダッシュ。入手困難なアイテムです。
ちなみにこちらは’68年式以降のダッシュパネル。デフロスター排気口の形状や、スピーカー取付部などの形状が異なります。
カラーサンプルを用いながら、オリジナルのペイントカラーを入念に確認していきます。
そしてこちらはこの個体に付属していたストロップ製のフェンダーフレアです。こちらも貴重な60年代のパーツですので、リペアを試みます。
しかし既にかなりのダメージ修復痕があり、綺麗にリペアするには時間とそれなりの技術が必要になります。
こちらはオリジナル品のフューエルキャップです。リペイントして再生します。
そしてこちらはオリジナルのラジオ。こちらもリペアを試みます。
引き続き、1967 Bronco “Baja” Roadsterのレストアプロジェクトの様子をご紹介して参ります。
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